イタリア中部に位置し、アペニン山脈とアドリア海に挟まれたマルケ州。そのマルケ州の料理に特化したオステリアが、隠れ家のような佇まいのここアニコだ。
井関誠オーナーシェフは、イタリアで計10年、そのうち5年をマルケ州で過ごした本格派。彼いわく「海と山の幸に恵まれたマルケは食材が豊富。イタリアの北と南のいいとこ取りをした料理が多い」のだとか。また、生活に根ざした温かみのある料理も特徴で「パッサテッリ」はまさにその代表例。粉とチーズ、卵で作るマルケ独特のパスタで、あっさりとしたスープに浮かぶ、しみじみとした素朴な味わいの逸品だ。夜遅めにワインバーとして活用するのもおすすめ。
手前は、牛タンベースのスープに小松菜など日本の旬野菜を入れた「パッサテッリと季節の野菜」¥1,100、奥は「仔羊の炭火焼き」¥2,310。マルケのワイン「サン・ロレンツォ ロッソ・コーネロ・アルトゥ」ボトル¥7,040
「マルケ州の逸品チャウスコロ」¥1,320。この地域特産のサラミで、ピザ生地に似たパン、クレッシャと食べる。
赤坂駅からほど近くに立つ。
アニコ
東京都港区赤坂6-3-8 高松ビルB1F
tel:03-6230-9172
営)17時30分~23時L.O.(月~金) 11時30分~14時L.O.、17時30分~22時L.O.(土、祝)
休)日、2020/1/1~5
予算:¥5,000~
座席数:カウンター6席、テーブル14席
www.aniko-akasaka.com
東京都港区赤坂6-3-8 高松ビルB1F
tel:03-6230-9172
営)17時30分~23時L.O.(月~金) 11時30分~14時L.O.、17時30分~22時L.O.(土、祝)
休)日、2020/1/1~5
予算:¥5,000~
座席数:カウンター6席、テーブル14席
www.aniko-akasaka.com
*「フィガロジャポン」2020年2月号より抜粋
texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA