things to do 2019 開校100周年！ 改めてバウハウスの魅力を感じて。

開校100周年に沸くいま、バウハウスがあらためて気になる！

1919年にドイツのワイマールで設立された「バウハウス」は、絵画、工芸、写真、デザイン、建築などのジャンルを横断した芸術教育機関。1933年に閉鎖するまでのわずか14年の活動で多くの人材を輩出した。工房での専門的な教育は、いまではスタンダードとなった家具や雑貨などをいくつも生み出した。たとえば世界で初めて製品化されたカンティレバー（片持ち構造）の椅子「チェスカチェア」は、バウハウスで学び、後に同校の教師ともなった建築家マルセル・ブロイヤーによるもの。閉校後も、同校に学んだデザイナーのマックス・ビルらが旧西ドイツにウルム造形大学を開設するなど、その遺伝子はさまざまな形で継承された。開校100周年を迎える今年、ドイツではバウハウスの新しい展示施設が次々にオープン。日本では今夏から『開校100年 きたれ、バウハウス  ー造形教育の基礎ー』展が国内を巡回する。幾何学のパターンや優れた色彩構成で知られるバウハウス。その魅力をいま再び味わいたい。

左から、バウハウスのデザイン思想を継承するドイツのテクタ社の「B1 チェア」（W68×D50×H77㎝）￥244,080、脚の形やサイドの三角形など幾何学的なパーツが目を引く「M36 テーブル」（W200×D90×H74㎝）￥494,640/ともにアクタス

ローテーブルや本棚としても楽しめる「ウルム スツール」グリーン、イエロー（W39×D29×H44㎝）各￥75,600/ともにメトロクス
テーブル上：本、上から『The Spirit of the Bauhaus』￥8,294、『Bauhaus Women』￥1,987、『Bauhaus Workshops for Modernity』￥13,532、『Breuer』（参考商品）/以上ビブリオファイル

バウハウス出身のヴァーゲンフェルトによる耐熱ガラスのタマゴ湯煎器「エッグコッドラー」￥7,020/リビング・モティーフ

フリッツ・ハンセン社が復刻した、カイザーイーデル社の代表的テーブルラン「LUXUS」￥101,520/アクタス　

マルセル・ブロイヤーが発案した片持ち構造の「チェスカチェア」（W56×D58×H80㎝）￥227,880/ノル ジャパン

ドイツ最大の時計メーカー、ユンハンスのマックス・ビルがデザインした時計￥52,920、バウハウスらしい色使いのマックス・ビルによるアートポスター￥3,780/ともにメトロクス

その他/スタイリスト私物

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