波佐見焼の新・花器ブランド"há"のポップアップストア。

Interiors 2019.06.03

400年もの歴史を持つ、長崎県の伝統工芸品のひとつ、波佐見焼。近年、もともと丈夫な日用品として愛用されてきたこの磁器の特性を活かしつつ、よりモダンでおしゃれなデザインの器が人気を博しているのはご存知のとおり。そんななか、波佐見焼を中心にテーブルウェアの企画開発・販売を行う東京西海から、新しい花器ブランド”há(ハ)”が、7月より日本国内での販売をスタート。それに先駆けて6月3日(月)より、スローハウス 天王洲にて、ポップアップストアをオープンし、先行販売を開始!

190530-ha-04.jpgPhoto: Akiko Baba  Styling: Fumiko Sakahara

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”há”は、400年の歴史を持つ陶磁器生産地のひとつ、長崎県の波佐見地区に伝わる磁器の製法と、ロンドンを拠点に活動するプロダクトデザイナー、セバスチャン・バーンの創意あふれる発想とのコラボレーションにより誕生したもの。

今回のポップアップストア では、本誌でもお馴染みのインテリアスタイリスト、作原文子とのコラボレーションで作り出された空間も要チェック。切り花や観葉植物、ハーブや野菜など、さまざまな植物との組み合わせ方や、リビングやダイニング、デスクまわりなどのシーンに合わせた、ほかのオブジェやアイテムとの合わせ方など、”há”のさらなる楽しみ方を提案する。また、この期間中、東京西海がプロデュースする波佐見焼のテーブルウェアブランドの販売も行うので、波佐見焼の魅力をもっと知りたい人は、この機会にぜひ会場まで足を運んでみて。

190530-ha-05.jpgPhoto: Akiko Baba  Styling: Fumiko Sakahara

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190530-ha-06.jpgPhoto: Akiko Baba  Styling: Fumiko Sakahara

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片方には花を一輪、もう片方にはたくさんの葉を。またはシンプルに違うタイプの花を同じひとつの瓶にさしても。ひと味違う、自分だけの活け方を編み出して。花器「Tuba (S)」(H150×W115×D65mm)¥9,180

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切り花を付属品の差し込み式水差しに入れて、鉢植えと組み合わせられるほか、切り花を活けて、鉢植えのハーブに彩りを添えることも可能。または両方に切り花を入れて、新しい組み合わせを創り出しても。花器「Tuba(M)」(H200×W170×D95mm)¥19,440

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キッチン、バスルーム、ベッドルームなど、場所を選ばず、サボテンやハーブ類などふたつの植物の組み合わせを互いに引き立たせながら、ひとつのかたちへと完成させられる。花器「Tuba(L)」(H150×W225×D95mm)¥19,440

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拾ってきた葉や切り花の美しさを最大限に引き出すデザイン。オーガニックなシェイプに色の変化が加わり、庭や森に育つ果物を思わせるデザインは、それ自体が可愛らしいオブジェのよう。花器「Fruit」(H50×W75×D75mm)¥3,780

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人々の生活を発想の起点とし、本質的なデザインを通じて日用品を創り出すことで知られるデザイナーのSebastian Bergne(セバスチャン・バーン)。1990年にロンドン、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業すると同時に、自身のスタジオを設立。以来、彼の業績は、数々の国際的なデザイン賞や出版物、展覧会を通じて広く認められ、ニューヨーク近代美術館やロンドンのデザイン・ミュージアムにも作品が収められている。

”há” ポップアップストア

期間: 6月3日(月)~6月18日(火) 11:00~20:00
場所:スローハウス天王洲
東京都品川区東品川2-1-3
tel:03-5495-9471
休)水

texte:NATSUKO KADOKURA

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