いまこそ、素敵な花器で部屋に季節感を!

Interiors 2020.05.21

世の中が暗い気分に包まれているいまだからこそ、家の中は自分がホッとできて、季節感も楽しめるような空間にしたい……。そんな願いを叶えてくれる、花器のオンラインストア「ONE FLOWERWARE(ワン フラワーウェア)」がオープンした。

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「ワン フラワーウェア」は、プロダクトデザイナー鈴木啓太が発起人となり、8軒の工房が参加しているプロジェクト。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、4月2日に発足。その背景には、外出自粛が続くなかでも、豊かな季節感を感じさせてくれる器を届けたいという願い、また、焼き物市などで生計を立てている工芸職人や、工房を応援したいという気持ち、そしてデザイナーの鈴木啓太自身も自然を懐かしむ気持ちや、つながりのある工房や職人たちの苦境を聞くうちに「自分がいまプロダクトデザイナーとして世界にできること」を発信したいという想いがある。生活用品という鈴木の得意分野で、買い手も作り手も豊かに暮らすことを目標に、このプロジェクトのアイデアにたどり着いた。

展開するのは、モダンな丸い花器。ガラス、青磁、木工、唐津焼の陶器など、さまざまな素材や技術を使った全10コレクションが揃う。和洋どちらの空間にも合う花器は、職人の手によって、一つ一つ手作りされたもの。外出自粛やリモートワークが続く毎日に、自然の美しさと手仕事のぬくもりを届けてくれるはず。

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ひとつだけ飾るのももちろん素敵だけど、サイズや素材を組み合わせて楽しんでも。売り上げの一部は、全国の医療機関および従事者の方々への支援を目的として、公益社団法人日本医師会に寄付される。花器¥4,840~¥26,400

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プロダクトデザイナー/鈴木啓太:1982年生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。2012年「プロダクトデザインセンター」設立。今回のコレクションについて「球体のデザインに決定したのは、和洋どちらの花や空間にも調和できるから。実際に異なるコレクションを組み合わせると、作り手や各工房の個性がより引き立ちます」と語る。

●問い合わせ先:
ワン フラワーウェア
www.oneflowerware.jp

texte : NATSUKO KADOKURA

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