特急ロマンスカー・SE(3000形)の装備品が、コラボで家具に!

Interiors 2021.09.01

鉄道を愛する人にとって見逃せないコラボレーションが再び! 今年春に開業した「ロマンスカーミュージアム」に展示されている、「特急ロマンスカー・SE(3000形)」(以下、SE)の装備品を活用する「Romancecar Memorial Parts Project vol.3(ロマンスカー・メモリアル・パーツ・プロジェクト vol.3)」の第2弾企画となる5種類のアイテムの販売が、9月1日から開始。

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SEの座席をそのまま使用したソファー。車体色を彷彿とさせるグレーで塗装された台座は、岡部憲明アーキテクチャーネットワークがデザインし、天童木工が製作。新品のヘッドカバー付き。「SE・ロマンスソファー」(W1100×D550×H1050mm)¥440,000(7脚限定)*料金は配送料設置費込み。

今回の対象車両となるSEは、新幹線の開発にも大きな影響を与えた車両としても有名で、小田急電鉄の特急のイメージを一新させた特別なもの。その貴重な車両で実際に使用されていた座席などの車内装飾品を小田急エージェンシーが企画・監修、小田急ロマンスカー・VSE・MSE・GSEなど数々の車両デザインを手がけた岡部憲明アーキテクチャーネットワークと天童木工とでコラボレーションし、新たな役割を宿す「SE・ロマンスソファー」「SE・走る喫茶室サイドボード」「SE・ガラスキャビネット」など、5アイテムとして数量限定で販売する。

また、9月1日から30日まで、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーの20階エレベーターホールにて全商品が展示されるので、ぜひ実物もチェックしてみて。

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SEの画期的な技術のひとつ、連接台車の床(桟板)を、テーブルとしてリプロダクト。岡部憲明アーキテクチャーネットワークがデザインを担当し、天童木工が製作。「SE・ロマンスソファー」とセットで置けば、リビングがSEの車内に一変!「SE・ロマンスカーテーブル」(W850×D660×H350mm)¥650,000(2台限定)*配送料設置費込み。

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SEの名物だった「走る喫茶室」。カウンターの向かいに設置されていたショーケースがサイドボードに生まれ変わった。台座の下には岡部憲明アーキテクチャーネットワークがデザインし、天童木工が製作したブナの積層合板を加工した台座を設置、ボードの扉は最新のロマンスカー・GSEをイメージした「ローズバーミリオン」で仕上げている。保存されていた5両編成に1カ所しかない客室設備なので、販売もこの1点のみとなる貴重なもの。「SE・走る喫茶室サイドボード」(W1450×D370×H790mm)¥650,000(1台限定)*配送料設置費込み。

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SEの天井に設置されていた蛍光灯カバーをリプロダクト。岡部憲明アーキテクチャーネットワークがデザインし、天童木工が製作した木製スタンドにはめ込まれている。スタンドのカラーは、最新のロマンスカー・GSE(70000形)の車体色で塗装。光源にはLEDを使用しているので、長時間の使用もOKだ。「SE・邂逅灯(ライトスタンド)」(∅350×H1550mm)¥350,000(10台限定) *配送料設置費込み。

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SEの側窓は一段下降窓だったが、客用扉とは逆側の窓のみ、非常用に蝶番で開くロック付きの窓ガラスが使われていた。この開閉窓をキャビネットのガラス戸に加工。キャビネットは岡部憲明アーキテクチャーネットワークがデザインし、天童木工が製作した木製。内部には2段のガラス棚を設けて利便性を高めている。1両につき2枚しかない貴重な窓なので、このアイテムも2台限定となっている。「SE・ガラスキャビネット」(W680×D210×H700mm)¥450,000(2台限定)

Romancecar Memorial Parts Project vol.3
発売開始:9/1(水)10:00~11/30(火)23:59分
特設サイト:www.odakyu.jp/romancecar/se_memorial
*商品の購入は、特設サイト(チケットぴあ販売サイト)のみ。
*販売収益の一部は、引退したロマンスカー車両の保存管理費用として活用。

text: Natsuko Kadokura

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