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クリエイターが選んだ、こだわりの絵本&おもちゃ。#01

ボブファンデーション朝倉洋美の、"子ども扱いしない"育児法。

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本誌でもおなじみのフォトグラファーやエディター、デザイナーなど、第一線で活躍するクリエイターたちに、0歳児から読み聞かせしたいファースト絵本と、少し言葉が分かるようになってから読ませたい絵本をそれぞれセレクトしてもらった。また、国内では手に入らない海外のものから手作りのものまで、クリエイターの目線で買ってよかった、遊ばせてよかったおもちゃとは? まずはクリエイティブユニット、ボブファンデーションの朝倉洋美さんに聞いてみた。

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『んぐまーま』(クレヨンハウス刊)

“大人も子どもも夢中になる、敬愛する現代アーティストによるアートな絵本。”

表参道のクレヨンハウスで見つけて、日本の現代アーティストで一番好きな大竹伸朗さんの絵本ということで即購入しました。とにかく強烈なタイトルと絵が魅力。意味の分からない日本語の羅列なので、読む側も苦労しながら読むのですが、大人の解釈は実はどうでも良くて、子どもが興味を持ってジっと凝視しているだけでも何か響くところがあるのでは?と思います。

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お気に入りは最初の見開き。私としては「うやむやむ なむばなならむ」を「むかしむかしあるところに」と、脳内で翻訳して読んでいます(笑) 絵と文章がなんとなく連動しているようにも思えるし、それを自分で見つけながら読むのが楽しいんです。大人も子どもも想像力をかき立てられる素晴らしい1冊だと思います。

>>言葉がわかるようになったら読ませたい『へろへろおじさん』の気になるオチとは?

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『へろへろおじさん』(福音館書店刊)

“へろへろな主人公から学ぶ、人付き合いにおける大切なこと。”

雑誌『母の友』の編集長である友人からのもらいもの。村上春樹さんの装丁を手がけている佐々木マキさんのイラストが大好きなんです。この絵本の魅力は、読者である子どもを子ども扱いしていないところ。風変わりな世界観なのですが、子どもにも通用するストーリーだと思います。

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特に好きなページはここ。それまでは外的な要因で不運に見舞われていた主人公が、最後の最後に自分のせいで自滅してしまうところ。へろへろなおじさんの心が最後にポキンと折れちゃった様子は、大人が見ていてもいたたまれないです。この絵本を通して、人の心を読んで気持ちを汲み取る力が身に着けばいいなと。人付き合いの上手な人に育ってほしいです。

>>料理好きな夫に影響された息子がハマっているおもちゃとは?

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ボーネルンドのキッチンプレイセット(私物)

“本格派おままごとセットで、料理をすることの楽しさを知ってほしい。”

とにかく料理好きな夫のクッキングタイムが長くて(笑) ふたりでキッチンに立つことも多いのですが、そこに息子が必ずやってくるんです。以前は危険なのでバリケードを作って入ってこられないようにしていたのですが、そのうち破って入ってきて。そのうち料理を真似するようになったんです。最初はこのボーネルンドで購入したおもちゃで真似ごとだったのが、最近は本物も交えて使うように。これは耐熱なのでお湯も入れられるし、ちょっぴり本格派なところもポイント。ポットが手離さないほどお気に入りで、いまでもこれでお茶を淹れるしぐさをしたり。食育の一環で、料理に興味を示してくれたらいいなと思います。

【PROFILE】
ボブファンデーション/Bob Foundation
朝倉充展と洋美によるクリエイティブグループ。イギリスCentral Saint Martins College of Art & Design卒業後、2002年にBob Foundationを設立。アートディレクション/デザイン/イラスト/ムービーなど多分野にわたり活動。オリジナルペーパーブランドNumber 62もdaily Bobに統合し、キッチンものからTシャツまでのブランドに一新。興味のある題材を見つけては分野を問わず研究する毎日。
www.bobfoundation.com

photos:JOHN CHAN

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