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学校再開に向けて、子どもの心を整える4つのヒント。

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子どもたちが学校生活を再開するにあたり、私たちはどのようにサポートしてあげることができるだろう? 臨床心理学者で学校学習とIQの高い子どもに精通するジャンヌ・シオー・ファッシャン氏による、4つのアドバイスを紹介しよう。

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子どもが安心して登校を再開できるようサポートするには? photo : portishead1 / iStock

1. 不安な感情を取り除く。

健康が脅かされる状況の中で、子どもたちは親が直面した感情の大きな渦(病気、死、失業に対する恐れ)に巻き込まれた。彼らに感情を打ち明けさせられるかどうかは、私たち次第だ。子どもに対して使うべきでないフレーズは、「怖がる理由なんてない」。これは彼らの感情を否定するフレーズだからだ。

それとは逆に、大人が彼らに伝えるべきは次のようなことである。「ちょっと調子が悪いのはよくわかるわ」「学校に戻るのが怖い子どもたちもいると記事で読んだの。そのことについて一緒に話さない?」。そして子どもたちの話に耳を傾けよう。

2. いま一度、グループでの生活を学ぶ。

家族に守られた心地よい場所で過ごすことを気に入っていた子どもたちも存在し、彼らは家族と離れる不安に苦しんでいる可能性がある。また、幼い子どもはしばしば“ウイルスによる恐れ”と“他者への恐れ”を混同してしまう。友達は危険ではないことを明確にできるかどうかは、親次第だ。

真面目な子どもほど成績を気にする。3カ月も自宅で過ごした後、以前と同じレベルでいられるのだろうか?と不安になる。その場合、私たちはアンケートという形で心の準備を促すことができる。「ロックダウン中、一生懸命お仕事していたのは誰? 何もしていなかったのは誰? 最高の先生と最悪の先生は誰? お父さんかな? それともお母さん?」大人をグループ分けして評価させてみよう!

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3. 不登校を防ぐ。

キーワードは強制しないこと! 「強制するとその症状を悪化させます」とファッシャン氏は主張する。子どもが学校に再び通うのを拒否したら、その解決策を考えるのは親の仕事だ。「パン屋さんのあたりまで一緒に行こうか? 学校に行くのにフェリックスと一緒だったらどうかしら?」

まずは15日間のスケジュールを提供し、その後に見直す。子どもが拒否した場合には子どもにこう伝えてみよう。「もし道路で工事が行われていたら、後ろに戻らずに障害物を避けて前進するのよ」と。新型コロナウイルスによる不安な気持ちから学校嫌いになったり、体力的に弱って学校に通えなくなったりすることを防ごう。

4. 手を使って瞑想する。

家庭で、そして学校で、「手を使う瞑想」を実践できるよう子どもに教えてみよう。右手を机の上に置き、一本一本の指にかかる圧、背中に入る空気、血の巡りに意識を向ける。不安を和らげるためには、注意力を高めて集中することが大切だ。そのほかの方法としては、四角の呼吸もおすすめだ。4秒息を吸い、呼吸を止めて、4秒息を吐く、呼吸を止めて……これを繰り返す。練習すればするほど、うまくなるはず!

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texte : Sophie Carquain (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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