サンジェルマン=デプレの北イタリア料理店
映画を観る前に友人とOenosteria(オエノステリア)でランチをすることに。昨年まですぐ側に住んでいたのでしょっちゅう行っていた北イタリア料理店で、引っ越してからはこの界隈に来ることも少なくなってしまいましたが、ここの料理をまた食べたいとずっと思っていたのでした。
働いている人達はイタリア人、近くに映画会社や出版社があり味にうるさい彼らの舌を満足させる本格的な味で、夏は外に置いてあるクッションに腰掛けて食事前にスプリッツを飲むのが楽しみでした♪
アペリティフは生ハム。大きな塊をその場でスライスしてくれます。生ハムって毎日のようにアペリティフで食べますが全然飽きません。とりわけパルマで幻の生ハムと呼ばれるクラテッロを食べてからは、生ハムの美味しさと奥の深さに開眼して、ますます好物になりました。
前菜はトリュフ風味のブラータとナスのフリッターとハム。薄くスライスしたナスがサクサクで美味しい。
お店の方が「これも食べて」とサーヴィスでモルタデラハムをフォカッチャに乗せて出してくれました。サーヴィスの男性は一見怖そうなんですが、話すと親切な方です(^ ^)
料理は黒板に書かれた本日のメニューから選びます。選択肢は多くないけれどどれも美味しい。北イタリア料理なのでピザはありません。日替わりの手打ちパスタとイタリア風ローストポークは定番で、他の料理は毎日変わります。この手打ちパスタがモチモチしていて好物なので必ず頼みます。
こじんまりとしたカジュアルな店で、気軽に立ち寄れるのがいい。ちょうどバカンス中ですいていましたが、いつも昼も夜もいっぱいです。
デザートはティラミス。
お腹いっぱいで、映画館で危うく眠りそうになりました(汗)前列のムッシューが大きな寝息を立てて寝ていましたが、暑い夏日の昼下がりに映画鑑賞って眠たくなるー。
*Oenosteria 40 Rue Grégoire de Tours, 75006 Paris
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