フォーシーズンズホテル・ジョルジュサンクのバレンタイン♡

日曜日の午後、シャンゼリゼの劇場サル・プレイエルでマリー＝クロード・ピエトラガラ主催のダンスカンパニー《Theatre du Corps（テアトル・デュ・コー）》の「ロレンザッチョ （Lorenzaccio）」を観て来ました。ロレンザッチョはアルフレッド・ド・ミュッセの有名な戯曲で、ピエトラガラの手にかかると古典にはまらないお芝居とダンスの融合のバランスが良く面白かった〜。

舞台が終わり劇場を出たら７時。アペリティフの時間だったので近くのフォーシーズンズホテル・ジョルジュサンクへ寄りました。いつもちょっと独創的なデコレーションですが、やっぱり思いっきりバレンタインでした♡

真っ赤なバラとピンクの胡蝶蘭で埋め尽くされ、ホテル中がピンクの光に染まっていてキレイ。

花がハート型になるように置かれています♡

ハートで埋め尽くされたロビーを楽しんでバーへ。

ここのオリジナルカクテルは気恥ずかしいような名前が多くて、いつも注文するときに迷うのですが、洋ナシのカクテル「Someone love you」にしました。カクテルの表面が真っ黒になる程バニラビーンズで覆われていて驚きましたが、甘い香りで美味しい。

２杯目のマティーニは、グラスに凍ったベルモットが入っていてわざわざバーマンが真横に来てシャカシャカとシェーカーを振ってジンを注いてくれるパフォーマン付き。その後、隣のテーブルの夫妻もマティーニを頼んだら、今度は二人のバーマンが夫妻の横にそれぞれやって来て同時にシェーカーを振っていました（笑）最後の３杯目はワインを頼んだら、なみなみと注いでくれてワイングラスが空になったらまた注いでくれました。

どちらかというとシックで控えめ、或いはクラシックなデコレーションが多いパラスホテルの中で、ちょっと行き過ぎな演出がクスッと可笑しみをもたらすフォーシーズンズホテル・ジョルジュサンク。ここのスパも「ありえないー！」と叫びたくなるほど高額です。サーヴィス精神もお値段もゴージャス感も全てにおいて全力で面白いです( ´∀｀)

さて、フランスのバレンタインデーは男性が女性に愛情表現をする日。花を贈ったり食事に招待します。女性はただ何かしてもらうのを待っていれば良いのです。皆さまも素敵なバレンタインデーをお過ごしください！