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オーガニックなパリの子育て

フランスの子供たちが大好きな絵本

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娘たちが生まれてすぐからお世話になった夜の授乳シッターさんが、生後2カ月経ってお別れするときに娘たちに本を一冊ずつくれました。その本は音の出る本で、各ページについているボタンを押すとクラッシック音楽や楽器の音が聞こえる、というものでした。
乳児の頃から使いすぎて、音もならなくなって、噛みちぎられて、ボロボロになり、ついにはサヨナラしてしまいましたが、私はこうして音が出る本を知りました。

それからというもの、ふたりがこの音が出る本がとても気に入ったようだったので、フランス語の童謡や、モーツァルトの魔笛、ヴィヴァルディの四季や、ダンスミュージック、ロックミュージック、農場の動物の鳴き声など種類の違うものを度々購入しています。ストーリーを理解できなくても、音であれば何歳でも楽しむことができるので、いちばん手に取った本でした。

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今でも相当エンジョイしています。

夫の両親から3カ月から6カ月は触感を育むということで、指先で様々な感触に触れるという本をいただき、指でチクチク、ふわふわ、ツルツル、ペタペタなど、イラストにたくさんの種類の素材や生地が埋め込まれている体験ブックをいただきました。今は言葉や数字を教えるのに使っています。

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夜にも本を読んであげることが多いのですが、ベッドタイムリーディングに最高の本を見つけました。この本は小さな電球が埋め込まれていて、その明かりを追いながら読んでいくという明かりの本です。

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多くの日本のお子さんたちのように、我が家のふたりも例外なく松谷みよ子さんにたくさんお世話になっています。松谷さんの絵本もそうですが、フランスのクリエイティブな絵本も子どもたちの好奇心をくすぐるようです。

フランスの絵本は本当に絵が美しく、オリジナリティがあり、まるで詩集のページを捲っているような気持ちになります(確かに『うっかりペネロペ』の本も絵がきれいですよね)。そのため時折、内容はともかく、絵で購入してしまうこともあり(汗)……夫が読んでもつまらなそうにしていることがあります。そのうち、興味を持ってくれるかもしれない(笑)本を何冊か。

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またすごくフランス的だと思うのは、パリのBONTONのようなストアに置いている子供用の絵本も、可愛いだけでなく、内容そのものが心に刺さるということ。特に「感情のコントロール」を早く子ども自身に学ばせることが大切であると、多くの大人が認識している気がします。

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BONTONのショップで見つけた子どもの本は衝撃でした。ディスプレイ用に置いている本の開いたページの文章。これが小さな子どもの本なの? と驚かされました。

左ページ「誰を好きになるのも君の自由なんだよ。」
右ページ「誰かを好きでなくなることも君の自由なんだよ。もしもそういうことが起きたならば。」

フランス人の子どもからはお外で蝶々を追いかけてばかりいるわけではない、精神的な成熟度を感じます。

そういうわけなのか、友人に勧められたこちらの2冊の本は、まさにその類の本でした。大人が読んでも深く納得する、感情の整理の仕方の本なのです。子どもの自立が早いのは、こういう認識が自然に存在する社会だからかもしれませんね。

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また、これはフランスでも日本でも同じ現象だと思いますが、子どもが熱狂的に好きなキャラクターやお話というのは、その近所の子ども、さらには親戚の子どもも熱狂的に好きだったりする。その子ども同士になんのつながりがなくても、まるで示し合わせたように好きになる。本当に不思議でならないのですが、そのキャラクターには子どもが好きになる「ソーシャルコード」みたいなものを持ち合わせているとしか思えません。

我が家では、ディスニー映画の歌の動画以外、何かを画面で見せるということは全くしていなかったのですが、義父母の家に行った時にぐりとぐらの2歳上の従姉妹が大好きだというお話が8分くらいのペンギンの男の子が主役のアニメ、「T’choupi (チュッピー)à l’école」というTVシリーズをYouTubeで見せたところ、すごい食いつきようで、それからしばらく毎日「ピー、ピー!」とせがまれるほどになりました。学校に通っているT’choupi のお友だちとの出来事や家族との出来事がお話になっていて、子どもに暮らしのイニシエーションをさせる(ちゃんと歯磨きしようとか、昼寝しないと後から遊べないよとか、学校に大事なものは持って来ないとか……)内容も多いです。

なので、T’choupiの絵本シリーズを購入し、夫に読んでもらうことにしました。ずいぶん後からわかったのですが、この本のシリーズはスマホにアプリを入れると、お話を読む音声も使えるような仕組みになっていて、「ピーンと音がしたらページをめくるんだよ。」と教えると親が読まなくても、ひとりでページを捲りながら遊べる、というものだったりします。

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そしてフランス映画が好きな方におすすめなのが(笑)、このT’choupiの古いシリーズの「T’choupie et doudou」です。子どものアニメとは思えない、ちょっとメランコリーな音楽とストーリーの展開の仕方の感じなど、そんなに古くはないシリーズなのに、ちょっと前のフランス映画のテンションを感じてしまいます。
新しいシリーズも前のシリーズもYouTubeでも見ることができるので、子どもにフランス語を聞かせたいママンにもぜひ。

3歳の女の子と6歳の男の子の2人の子供を持つパリジェンヌのママンに人気のキャラクターを聞いてみたら、子どものための『Pomme d’Api』という雑誌があり、そこに登場するスーパーヒーロー SamSamや、うさぎのDidouもフランスの子どもたちに大人気だそうです。

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ちなみに我が家のぐりとぐら、なぜかジャパニーズキャラにはいまのところ全くと言っていいほどに興味を示さず、これから日本語に慣れ親しんでもらいたいと思うものの、メイドインフランスに遅れを取っています。でも日本語の『うっかりペネロペ』の絵本を購入してからは、2人ともペネロペに夢中で、毎日、「ペー、ペー!」とせがむようになっています。フランスのイラストに日本語のストーリー、今の所はここに落ち着いております。

こんな風に、とても新鮮な気持ちでそれまで知らなかった子どもの本の世界に触れています。この世界もなんて広くて深いのでしょうか!

子どもの成長と共に、これから付き合う本と出会うのが楽しみでなりません。

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CHICO SHIGETA

SHIGETA主宰、ホリスティックビューティーコンサルタント。美しい肌と体を育むためには心身のバランスこそが不可欠と考え、長年フランスおよび日本にてビューティーメソッドを探求。その経験と実績をもとにバイタリティー・コーチング®を考案。現在は、パリのセレブリティやアーティストのためのパーソナルコーチとして活動するほか、大手化粧品会社や美容機器会社のコンサルティング及びブランドスポークスマンとしても活躍中。近著に『「リセットジュース」を始めよう~パリ美人のダイエット』(講談社刊)など、著書多数。

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