パリ17区☆Daguerre-Marée(ダゲール・マレ)でクトー!
気がつけばパリで一番好きな季節6月が終わっていた...。
今年の6月は梅雨のように雨が多く、曇りがちで終日晴天の日は少なかったです。
そのせいか例年に比べると6月の花嫁を見かける機会がとても少なかった気がします。
いつもなら日曜日の教会前や街中での新郎新婦の写真撮影光景は多いのに。。
でも朝のジョギングの時に見たジューン・ブライドなケーキのウィンドーディスプレイはとても
ステキで、やっぱりジューン・ブライドは、結婚式は、夢があるな〜♬と見惚れました。
でも今日はそんな甘い話題ではなく、硬いコレ!
なんだか無性に貝が食べたくなりまして、
1年前にこちらのお店を知ってから魚貝と言えばココ!と買物に来るパリ17区にある魚屋さん
大きなお店なので、まずはお惣菜コーナーも含めてグルッと店内一周します。
ひめじ、スズキ、どちらも美味しそう。
生け簀の前にくると子供のようにしばらくその場を動けない...。
生きてる、生きてる♬
魚屋さんのムッシューが「持ってみる?」と。
K「ノンノンノン、無理です!」
赤いオマールからブルターニュのオマール・ブルーまで色々見せてくれまして、
「今日一番の大きいのはこれだよ」という巨大なオマール・ブルーは、その大きさに後ずさって
しまい写真など撮れませんました。。
オマールにも誘惑されましたが、初心貫徹。今日は貝!
という訳で、"couteau"(クトー)と呼ばれる、日本語で言う「マテ貝」を買いました。
"couteau"(クトー)は、ナイフ・小刀という意味ですが、確かに細長いカタチはナイフのよう。
ネットから出すと予想以上にたくさんあって、、とりあえず真水で洗った後に砂出しを。
ニョロっとしてる〜。
クトーは好きな貝なのでわりとパリでは食べるのですが、その食べ方は焼いて香草と溶かし
バターをかけるぐらいの簡単なものが多いです。
が、今回は
ニンニクと白ワインとレモンで酒蒸しにしました。
ワインを飲みながらの酒蒸し作り、当然その飲んでるワインを使っての調理。
K「これ、この前買ったワイン。これも10ユーロちょっとだった♬」
夫「料理酒か...。 え!でもなかなか旨い!」
K「だよねー。もーこうしてジャバジャバ酒蒸しに入れてま〜す♬」
夫「入れ過ぎじゃないか...。君の料理は見てると怖い。見ない方がイイ。」
K「まー、鶴の恩返しのように見ない方が身のためかも」
熱の通し過ぎは禁物。最後にオリーブオイルをふりかけ、出来上がり。
マテ貝はわりと磯臭いと言われる貝のようですが、今回ダゲール・マレで買ったこのクトーには
全く臭みはなく、プリップリッでとてもとても美味しかったです(^u^)
それにしても量が多くて、一晩で全部食べ尽くすのは美味しいけどさすがに飽きる...。
という訳で、半分はハーブとニンニクを効かせて茹でた後、貝殻を外して冷蔵庫へ。
翌日のランチにリングイネを使ってのスープパスタでいただきました。
クトーの季節は春のようですが、お店にあったらまた買ってしまいそう。
そして写真は忘れてしまいましたが、このお店の" Soupe de Poissons" (スープ・ドゥ・ポワソン)、
お魚スープもとても美味しい!
大小サイズがありますが、小サイズは大人二人でちょうどいいぐらい。しかも5ユーロ☆
家で濃厚スープ・ドゥ・ポワソンを作るのは結構大変なだけに、手軽的に本格スープが食べれるのは
嬉しい。
飲みながら妄想するのは、やはり
(↓画像はhttps://ja.wikipedia.org/wiki/より)
マルセイユ☆
おまけのパリは「これは美味!なBoisson au Soja」をBelle et Bonneブログで♬
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1032.htm
<info>
Daguerre Marée(ダゲール・マレ)
4 rue Bayen 75017 Paris
01 43 80 19 29
ARCHIVE
MONTHLY