パリ1区☆Macéo
最近何度かデジュネを楽しんでいるのが、パリ1区にあるレストラン“Macéo”(マセオ)。
この界隈をパトロールしている際にそのクラシックな佇まいが気になっていた一軒で、先月予約無しでぶらっと入ってみたら予想を超える美味しさ&サービスが嬉しくリピートしています。
店内は天井が高く開放感があり、ゆったり広め。(2階もあります)
今回はIさんと一緒なので白ワインを1本ゆっくり楽しむことに♬
お客さんは場所柄もあって平日のランチは男性はスーツをビシッと着たビジネスマンが多い印象。
私としてはスーツ姿に囲まれる光景がなんだか久しぶり過ぎて新鮮。
やっぱり男性のスーツ姿っていいよねー、3割増なカッコ良さ?!などと好き勝手なこと言いながら白ワインをゴクリ。
そして前菜、メイン、デザートをそれぞれ3種類の中から選ぶムニュ(ランチセット)をいただくことに。
(アラカルトもあります)
まずはアミューズにひと口シャテーニュのスープ。
Dubarry(デュバリー)風ヴルーテにシブレットのオイル。
デュバリーって何ですか?と尋ねてみると、ポタージュ、サラダ、グラタンなど「カリフラワー」を使ったお料理を Dubarry(デュバリー)風と呼ぶのだそう。というわけでこれはカリフラワーのヴルーテ。
でも、デュバリーってことは、「ベルばら」でもお馴染みのルイ15世の愛妾デュバリー夫人?
と気になって調べてみると、デュバリー夫人(Madame du Barry)とルイ15世はカリフラワー好きだったという説もあるそうです。
こちらはセロリとキノコのスープパスタ。
稲庭うどんのように白く少し平べったいパスタにちょっと驚き、セロリのパスタなのにセロリが見当たらないと思ったら、このパスタに見えたのが細く切り出した根セロリそのもの!
なんともヘルシーなパスタ☆
根セロリ(Céleri-rave)は日本ではあまり見かけませんが、フランスではとても身近な野菜。
私は好きなのでマルシェで買ったり、スーパーのサラダもよく食べます。
パンは薄切りブリオッシュ。
メインのMagret de canard(マグレ・ド・カナール)。
ちょうど食べたいと思っていた鴨!
真中にタプナードソースが詰まっていて、赤ワインにほんのりクミンが効いたソースも美味しく、わりとさっぱりめ。
お肉のボリュームも個人的にはランチにはちょうど良く、綺麗に完食。
こちらは野菜いろいろ&お豆のココナッツカレー。
K「さっきのセロリパスタに続きIさん今日は、めちゃヘルシーな料理だね。」
I「ちょこっとダイエット中?!」
K「このお店、メニューはベジタリアン対応されてるよね。メインも肉、魚とそのカレーだし。」
I「雰囲気も料理もクラシックだけど、今っぽいヘルシーさもあっていいね、ここ。」
K「ダイエット中ならデザートやめとく?」
I「食べる!」
そんなIさんのチョイスはサブレ・ブルトンにクレマンティーヌのクリームとソルベ添え。
私はパイナップルのロティにトンカ豆のアイスクリーム添え。
尽きないおしゃべりとともに食後のカフェまでゆっくり楽しんだランチタイムでした。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「かわいいブリオッシュ」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1711.html
<info>
Macéo
15 Rue des Petits Champs, 75001 Paris
01 42 97 53 85
http://www.maceorestaurant.com/maceo_paris.html
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