パリ2区☆若者人気なItacoa(イタコア)
昔からエスニック料理好き。
なので個人的にはとても嬉しく感じているのが、ここ数年でパリにブラジルはじめアフリカ、イスラエル、イランなどエスニック料理レストランが増えていること。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/7maloka-fogo-e-brasa.html )
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/11brutos.html )
いずれも本場で食べたことがないので、それがオーセンティックなのかどうかはわかりませんが、フレンチテイストなパリっぽいアレンジが感じられ、私にはとても食べやすく感じます。
この夏、初めてお邪魔したのがパリ2区にあるブラジル料理の“Itacoa”(イタコア)もそんな一軒。
ミシュラン三つ星レストラン“Mirazur”(ミラズール)のマウロ・コラグレコ氏の下で修行されたブラジル人シェフ、ラファエル・ゴメス氏(Rafael Gomes)のレストラン。
店内には観葉植物の緑がいっぱい。
椅子は全てハイスツールで今っぽい内装。
個人的には、こういったハイチェアは寄りかかったらそのまま倒れるリスク大でちょっと苦手。
ハイスツール=若者?!
そしてエスニックはやはり若い人にウケているのか?この日のお客さんの平均年齢は若めでミドル&シニア世代皆無。。
中央の大テーブルは奥半分が女子会、手前が男子会状態でした。
そんな彼らがこぞってオーダーしていたのが真緑のドリンク。
なんだあれは?と、おばさんケーコとしては興味津々でお店の方に尋ねてみると、それはこのお店自家製のコールドプレスジュースでとても美味しくて評判の人気ドリンクなのだそう。
と言われてもワインをオーダー。。
ブラジル料理と言ったら、まずはおつまみにポンデケイジョ。
チョリソが練りこまれたモチモチ生地の中にチーズ。
旨っ!と、仰け反ったら椅子から落ちそうになって焦った。。
どの料理も素材がフレッシュで、胃にもたれない食べて元気になるヘルシーさ。
とろとろのブッラータには風味の良いピスタチオ、甘味のトマトソース、シャキッとしたほうれん草を合わせて。
中でも一番印象的だったのは、Casquinha de siri(カスキーニャ・デ・シリ)というブラジル名物料理。
それは、カニ身を玉ねぎやココナッツミルクで煮込んで殻にのせて焼いたカニグラタンみたいなもの。
こちらのお店ではカニの他にエビや白身魚、ホタテもちょっと入って具沢山シーフードでとても美味!
アスパラとグリンピースのバジルソースパスタは熱々。
メインには豚のローストと季節の野菜。
ソフトな豚はもちろんですが、付け合わせの野菜が主役級。
デザートはギリシャヨーグルトと苺クリーム&ピスタチオのタルト。
ブラジル料理というとシュラスコなどのがっつり肉料理やお腹にたまる豆料理のイメージ先行でしたが、こちらのお店はいずれもポーションはそれほど大きくないので食べやすく、一皿一皿がヘルシーな美味しさに溢れていました。
仰け反りがちな私としてはハイスツールではなく、地に足のつく背もたれ椅子&ゆったりテーブルだともっと嬉しいのですが、姿勢良く食べるので腹筋&背筋も鍛えられた感もあるイタコアのディナーでした。
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