Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

LOUIS VUITTON からの御招待♪

夫の友人でルイ・ヴィトンに勤めるムッシュAから突然電話が。

「最近会ってないけどお元気? 来週ルイヴィトン主催の特別イベントがあるんだけど遊びに来な~い?」

で、早速届いたのがこちらの招待状。

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簡単な立食ディナーの後に話題のグランパレでのモネ展を学芸員の解説付きで鑑賞するというイベント。
ラッキーにも、スキーヴァカンス出発の前夜ということで、夫と行ってきました。

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このモネ展は既に観ていたのですが、1月24日の展示終了前にもう一度観てみたいと思っていました。
しかも、それをプライベートに観れるという贅沢なお誘い

会場に着くと、可愛い女の子達が笑顔でお出迎え。
中2階の特設スペースに案内されました。(こんな部屋があるとは!)
そこには、30人くらいの招待客が集まっていました。

シャンパンを飲みながら落ち着いた雰囲気の中で静かに、和やかに歓談。

なんとなく写真が撮れる雰囲気でなく、これが精一杯の隠し撮り

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私達は、3年前まで南青山に住んでいたという日本好きのフランス人、ムッシュOとお話が盛り上がり、
「神田にある親子丼の美味しい店知ってますか?
トロトロの超半熟の卵ってフランスの卵じゃ作るのは難しいんですよ」、と。
(フランスでは、卵は加熱して食べるのが前提なので生卵っぽい感じではあまり食べません。)

私達より全然東京に詳しいムッシュのお話が面白かったです。


そして、いくつかのグループに分かれて、学芸員の方と誰もいなくなった静かな展示会場へ。
学芸員の方は、オーディオガイドとはまた違った視点の解説で、わかりすく、新たな鑑賞の仕方を教えてくれました。

冬の景色なのに、寒さよりむしろ温かさを感じる冬の絵。
柵に止まった鳥と、その鳥が落とした影が穏やかな冬の日を物語っている。

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大好きな人が多いというコクリコの花。
モネの息子と奥さんの優しい時間。

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こちらは、絵ではなくゴブラン織りになっているもの。
デザインをモネが行い、ゴブラン織りの職人が作った作品。

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そして私の大好きな絵は「ルーアンの大聖堂」。
オルセー美術館にあります。

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毎日、毎時間、そして季節ごとに光の違いを求め描いた何枚もの絵。
同じ場所なのに、光の違いで全く印象が異なる。

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実は昨年11月にお世話になっているKご夫妻にルーアンに連れて行っていただきました。
その時の写真がこちら。

と、思ってたらアナログ人間な私はやってしまいました・・・。
思い出の画像を消去してしまった・・・。
ど、どうしよう

仕方ない。今度Kご夫妻にお願いして、今度あの日のルアーン写真をいただきたく。

代わりにモネ様の自画像を・・・(こちらは最後の展示ルームにありました。自画像はあまり描かなかったそうです。)

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ところで、ルーアンは、小さいけれどとても綺麗で住みやすそうな印象の街でした。
ジャンヌ・ダルクの火刑の地としても有名ですよね。
パリからそう遠くはないし、ちょっと出かけるにはいい街だと思います。

大聖堂のすぐ向かいには、モネが実際にキャンバスに向かっていた部屋がまだ残っています。
目の前に迫りくる迫力の大聖堂は、想像以上に大きかったです。

それなのに写真を消しちゃった私は大バカもの

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しばらくの間、モネワールドにゆったり浸ったとても贅沢なひと時でした。

学芸員の方の説明によると、モネの作品は現在アメリカに多くあるそうです。その理由は、モネをサポートしてきた画商が資金繰りに困った際に、作品が大量にアメリカに流れた為だそうです。

その話を一緒に聞いていた中国人の男性が、「今でも買えますか?いくらぐらい?」と、真面目に質問してるのにビックリしました・・・! 
恐るべし、中国マネーパワー

帰り際、お土産に「マリアージュ・フレール」の紅茶と「モネ展のカタログ」をいただきました。

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紅茶は、「ルイ・ヴィトン」特別ブレンド。
蓋を開ける前から甘く濃厚な香りが。

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そうそう、このイベントに声をかけてくれたムッシュAは、私がパリで大好きなお姉様のようなお兄様
いつかまたブログの中でご紹介したい人ですが・・・。

女性を見る目は女性以上に厳しく、Oui、 Non がとてもハッキリしていて、お世辞など言いません。
でも、話すと楽しく、綺麗&エレガントなものが大好き

ある日、私がカーゴパンツにワークブーツを履いていたら、
「なによそれ、ケーコォ?
そういうパンツは、フェミナンで、ヌーディーで、おもいっきりヒールの高いサンダルとかと合わせなきゃダメよ!」

彼は、私が男っぽい格好をしてると、あまりイイ顔をしません。どうにかして女っぽくさせようとアレコレとアドバイスをしてくれるのですが・・・。
彼の影響で少しでも女っぽくなれればいいんですけど。

ところで、友人がパリに遊びに来た際にヴィトンへ行きたいと言われた時は、私は「モンテーニュ店」を勧めています。
こちらは品揃えが比較的豊富な上にすいていて雰囲気のよい店舗です。

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<Info>
LOUIS VUITTON
22, avenue Montaigne 75008 PARIS
http://www.louisvuitton.com/fr/flash/index.jsp?direct1=home_entry_fr

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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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