Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

林檎のCamembert

久しぶりにフロマージュのお話

パリに来て初めて食べたチーズは、たぶん"Camembert"
(カマンベール)
だったと思う

日本でも人気の高い白カビチーズの代表選手
食べやすく、クセがないものだと思っていたから。

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が、フロマジュリーで買ったカマンベールは衝撃的でした
その香り、納豆級

スーパーなどでも簡単に見つかるカマンベールですが、
本場のCamembert de Normandie
カマンベール・ドゥ・ノルマンディ)と名乗れるのは、フランス
A.O.Cのカマンベールだけ

木箱に入れることも義務づけられています。

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その歴史は、1791年にノルマンディ地方カマンベール村の
農婦Marie Harel(マリー・アレル)が発明したことに始まる。

彼女がナポレオンに献上した際に大変気に入られ、
ナポレオンからチーズの命名とビズー(キス)を承ったという伝説が

そして今も村には彼女の銅像が

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でも、マリーがカマンベールを発明したいう話は史実とは
異なっているそう

ただ、アレル家の人がナポレオン3世に献上したことで、
このチーズが一躍有名チーズになったのは本当。

今でも木箱のチケットには、マリー・アレルの娘(でも名前は同じマリー)
の絵がついて販売されてます

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と、前置きがだいぶ長くなったのですが、今回パリから持ち帰った
チーズが、Laurent Dubois(ローラン・デュボワ)で買った
"Camembert Pomcalva"

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Camembert de Normandieに林檎をアレンジして熟成させたもの
その林檎はカルヴァドス漬け

それがチーズの中にたっぷり

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カマンベールそのものもとても美味しいのはもちろん、
カルヴァドス漬け林檎とのハーモニーが絶妙

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そんな美味しいチーズには 同郷のシードルなどもとても合うと思うのですが、
今回はジュースのように飲みやすいフルーティーな
ドイツの白ワインで

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ホントは黒猫エチケットに惹かれて買っただけなのですが

そういえば、東京自宅周辺でシャ・ノワール(黒猫)をよく見かけます
シャ・ノワールのイメージは、わりと細身で性格はナイーブな感じ。

この子は、飲んだワインエチケットにわりと近い

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が、こんなデカ顔&迫力ボディもいました

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KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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