
パリ5区☆トミーのセカンド"Hugo & Co"
友人のフランス人夫婦と共通のお気に入り店で、度々4人で訪れているパリ7区のTomy Gousset(トミー・グスト)シェフのレストラン“Tomy & Co”(トミー&コー)ですが、その2号店としてよりカジュアルな“Hugo&Co”(ユーゴ&コー)が昨年5区にオープン。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-830.html)
これまた私にとっては馴染み深い、よく知るエリアだけに気楽に行ってみよ〜と、この夏デジュネに出かけました。
(*夏なので店内の皆さんも夏着です)
地元のマダムらしき女子会(というかマダム会)の様子も尽きない話題で楽しげで、やはり女子会の盛り上がり度は万国共通。
そんなマダムたちを眺めながら、
K「そういえば私、帰国したら早速Rちゃんと女子会です。月末も一緒に映画に行く予定」
夫「別にいいけど、なんでそんな短期間に2度も会う必要があんの?1回にまとめて話しきればいいじゃないの?何度も会える感覚が理解できない。そんな話すことすぐ溜まる?」
K「何度会っても話すことはあるんです。っていうか、美味しく食べながら時間を過ごすだけで気分転換。わからないかな〜?」
夫「わかりません」
つくづく男と女というか、我が家問題なのかもしれないが相手の思考を理解できないことは色々あるよ…と思いながらゴクゴクっと発泡ロゼワイン。
これ、美味しい!
7区のレストランの雰囲気も好きですが、5区はより緑が多く置かれカジュアルで解放的。
暖かく季節の良い時期は、通りに面したテラス席もヨシ。
この日の一番の目的は、これ!
中華バンズ“Bao”(バオ)サンド。
ここ最近ちょっとしたブームなのか新聞、雑誌等のグルメ記事で度々目にしていたのが“Bao”(バオ)を使ったネオサンドイッチ。
中でもこちらのお店のものが大きく紹介されていました。
お好みで甜麵醬のような甘めのソースとつけていただく。
ふんわりもっちりなバオも美味しく、お洒落なグルメな肉まんみたい美味しさでした。
ミンチされたお肉は鴨肉。
7区のレストラン“Tomy & Co”(トミー&コー)では、食後のチーズとしてメニューにあるバスク地方のオッソ・イラティですが、こちらのお店では前菜メニューに。
チェリーのコンフィチュールと燻製を効かせたバスクの唐辛子のパウダーが良くあう、お店の定番メニューのひとつ。
カリッと鶏の唐揚げ、下にはパプリカのマリネ。
お好みでまたまたバスクの唐辛子をかけていただく。
アーモンドのクランブルがまぶされた鯛のロースト、茄子と色々野菜。
カレー風味のソースでどこか落ち着くアジアなお味。
デセールはトウモロコシのアイス&ポップコーン。
ヘーゼルナッツのアイスクリームは濃厚で、ほんのり効かせた塩バターキャラメルもイイ!
それにしてここ数年でこのお店のある界隈、5区もだいぶ様変わって今風レストランも増えてきた印象。
以前暮らしていた頃のどこもちょっと古っぽく、下町風情が好きだっただけに、オシャレエリアになり過ぎたらちょっとイヤや〜な気も?!
ちなみに瞬く間にいくつもレストランをオープンしたTomy Gousset(トミー・グスト)シェフですが、1号店が“Tomy&Co”、2号店が本記事の“Hugo&Co”、そして13区に3号店“Marso&Co”があります。
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