驚きのbosquesoチーズ☆
パリの1枚
寒い時期は減少してしまうセーヌ川沿いの朝ランナーですが、これからの季節はどんどん増える♬
とびきり気持ちいい季節へのアプローチ。
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パリ東京行った来たりの生活の中で密着度が最も高いのはチーズかも?!
パリに戻ったらまずはスーパーに買い出しに出かけるわけですが、その際に最初に手を伸ばすのはチーズセクション。
翌日以降チーズ専門店に行く前に、とりあえず!が欲しくなります。
そんなとりあえずは、ほぼほぼ“Roquefort”(ロックフォール)。
そのまま食べるのは、ほんのひと口。
ほとんどはパスタ、お肉のソースに使います。
そして到着日翌日、パリを離れる帰国直前に必ず立ち寄る“Fromagerie”(フロマジュリー=チーズ専門店)。
次回のパリ滞在は季節的にはシェーブルが旬☆
初夏のパリが好きな理由は気候の良さ、日の長さ、ヴァカンス前の明るい雰囲気など色々あるけれど、大好きなシェーブルチーズが美味しくいただけることも理由の一つ。
臭〜いチーズの代表格の1つ“Époisses”(エポワス)は、ワイン名産地ブルゴーニュ地方のチーズです。
ワインの搾りかすから作られる蒸留酒‘マール・ド・ブルゴーニュ’を加えた塩水で表面を洗いながら熟成されるウォッシュタイプ。
オレンジ色の表皮で中身はねっとり濃厚。
行きつけのワインショップにエポワスを買いに行こうかな〜と思っていた矢先にAAご夫妻にいただきました!
それは長野県佐久市にあるという“BOSQUESO Cheese Lab.”(ボスケソ チーズラボ)のもの。
まずは手前のオレンジ色のチーズですが、見ためはまるでエポワス。
その臭さと濃厚感、クリーミー度も含めてエポワス級☆
“ KASGA”というネーミングで、春日温泉の温泉水でウォッシュしたものだそう。
しっかり熟成された日本のチーズとは思えぬ味わいに衝撃を受けました。
まずはそのままでブラックチェリーのコンフィチュールを添えて。
薄切りトーストに苺のコンフィチュールと、サワークリームと。
美味し〜っ(≧▽≦)
もう一つは“MOCHIZUKI” 。
月信仰のあったという佐久市の望月(満月)にちなんでつけられたネーミングの白カビチーズ。
こちらは比較的癖がなく食べやすい白カビチーズですが、この熟成トロトロ感はやはり日本人離れしている…!
純米酒とのマリアージュがオススメということですが、チーズそのものほんのり酒粕を感じました。
マヌカハニーを添えて。
日本のチーズはどんどん本格的に美味しくなっていると聞きますが、この2つを食べて本当に驚き、実感、感激しました。
フランスチーズ&ワインも良いけれど、これらの日本チーズなら日本酒や紹興酒の古酒でいただくのもあり☆
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