初夏のESでサプライズ☆
このブログでは一番紹介しているかも?なレストランと言えば、パリ7区の“Restaurant ES”。
と言うわけで先日もまたまたお邪魔し旬の食材を美味しくいただいたのですが、びっくり!!
デセールまで食べ終え、食後のカフェを待っていると突然レストラン内の電気が消えました。
誰かの誕生日?
あれ、もしかして私??
いやでも、、10月なのはご存知のはず。何か勘違いをされたのかも?と、どこまでも図々しく自意識過剰な考えを巡らせていると、
本城シェフ「〇〇さん!ちょっと早いけど、お誕生日おめでとうございま〜す」
えええ、、、まさかの夫!
あまりに想定外で本当に驚きました。
私でさえそんなですから、当の本人はもっと驚いた様子で「僕?!」目が点。
こうしてサプライズでいただいたバースデーケーキは季節のチェリー(キルシュ?が効いた)の大人味ケーキ。
そして残りはお持ち帰りのお土産に♡
本城シェフはじめケーキを作ってくださったパティシエールのマリコさんのお心遣いに心から感謝です!
こうしてお祝いしていただいた数日後、夫は今年も元気に誕生日を迎えることができました。
お二人に、そして日頃お世話になっている皆様にこの場を借りてメルメルシー!
ではこの日、結果的にバースデーお祝いディナーとなったメニューをプレイバック☆
地中海産鮪のタルタル、黒トリュフとオシェトラキャビア
黒トリュフが香るマグロ、それだけも夢心地になれるのにその上にたっぷりのキャビアとは贅沢この上ない。
サーディンのグリル、エシャロットのマリネ
庶民的なイメージのイワシも本城シェフ@ESでいただくとこうなるのか〜な感激。
リ・ド・ヴォのベニエとトウモロコシのアイス ジャガイモのエスプーマ
これはもうどこをどう食べても私の好き味しかなかった…♡
黒トマトとスカモルツァチーズのソース ベルベーヌオイル
黒味がかかったトマトの赤にチーズの白、ベルベーヌオイルの緑、ハーブとエディブルフラワーといつも思うけれど絵画的に美しい。
クルジェットの花のベニエ
花の中には何が?
チーズとかそんなものじゃないだろうな〜と思いながらカットすると、中にはカニとトリュフ、ブロッコリーのピュレが♡
鱸とプチポワ
やっぱり魚は皮目パリっ!が好きです。
う〜ん、イイ香り!と、まずはその香りに惹かれた肉料理は煮込み料理。
こちらのレストランで煮込み料理が出てくるのは珍しいので新鮮な驚き。
仔羊の煮込み 夏野菜
こんなにエレガントな仔羊煮込みは初めて☆
そしてマリコさんのデザートタイムへ。
まずは桃とフランボワーズ、蜂蜜のアイス
丁寧に崩すとアールグレイのエスプーマの香りが鼻からスーっと抜ける美味しさ。
ブラボー!!
今日もこんなに綺麗に上がってる〜と感激したキルシュとバニラのスフレ。
苺のソース、ベルベーヌヴァニラアイスを添えて。
しかもバナナ好きの夫にはバナナアイスも。
(マリコさんにはすっかり甘やかされてるわ〜)
夫「最高に美味いっ♡」
こうして最初から最後まで驚きと感激を繰り返しながら食べ終わったと思ったところに最初に書いたようにレストランの電気が消えてバースデーケーキの登場となった訳です。
お腹いっぱい、胸いっぱいのバースデーディナーでした。
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