初めてのfilet de porc☆
寒い、暗い、もっと寝ていたい週末の朝。
だんだんと早起きが辛くなってくるこの時期ですが、
いつもと変わらず故ダイアナ妃の慰霊モニュメント「自由の炎」は輝いております。
K「それにしても寒いんだけど。もっと厚着しないと!」
夫「寒くないッ!快適に涼しい♫」(ご機嫌だ…)
と、いきなり猛ダッシュで行ってしまった。。
天井からの暖房ストーブがガンガン効いて、この時期でも賑わうカフェのテラス席もさすがにこの時間は誰もいない。
私もゆっくり家でカフェ・オ・レでも飲んでいたいけれど、今晩はガッツリ肉の日だ!
と思うと普段より長い距離を走っておこう…と頑張りました。
と言うわけで、行きつけワインカーヴ・ビストロ“Les Papilles”(レ・パピーユ)へ。
毎度サービスしていただくシャンパン&アミューズですが、今回は豚のリエット。
K「え、またスープがブロッコリーだ。。」
夫「でも久しぶりなんだからいいじゃん。」
K「じゃまたメインは羊かもだけど、今日は羊が食べたい気分だから羊カーモンっ!」
「お待たせー。今日はフィレ・ド・ポール!お鍋アツアツだから気をつけてね、ボナペティ!」
と、サービスのFちゃんが笑顔で運んでくれたのは、シェフがポロさんに代わってからいだだく初めての豚のフィレ肉。
色的、絵的には昔からの料理と変わらぬように見えるのですが、やはりシェフが変わると味はちょっとずつ変わってきます。
ポロシェフの料理は甘さが控えめ。
そこにフワフワのムース状に仕立てたポレンタを添えて。
オーナーBによる本日のおすすめワインは、ロワール地方(アンジュー&ソミュール地区)のChateau Yvonne (シャトー・イヴォンヌ)のSaumur Champigny (ソミュール・シャンピニ)2014。
手頃なお値段、なのにその味の感激はかなり(≧▽≦)
香りと味はカシス、プルーン、チェリーなどの熟した黒い果実系とアニスや黒胡椒、ちょっと青っぽさ?も感じられる、全体的にはまろやかで、とてもエレガントなワインでした♡
チーズはフレッシュなシェーブル。
タップナードをつけながら。
ところでパピーユで飾られていることが多いこの花が前から気になってます。
お花に疎い私は名前を知らないので、お店の人に聞こうと思いながら、いつも飲み過ぎ?で聞きそびれてます。
この雄しべだけ?みたいな形状は、ハワイの花「オヒア・レフア」に似ているんだけど…。
(ハワイ旅行はつい先日のことのよう…)
今年の春にハワイで知った「オヒア・レフア伝説」。
それは、こんな話。
昔々、とても愛し合っていた若い恋人たち、オヒア(彼)とレフア(彼女)がいました。
オヒアがめっちゃイケメンだったので女神ペレは彼に一目惚れ、結婚したい!と逆プロポーズ。
でもどんなに女神ペレが彼を振り向かせようとしても彼の心は揺るがず、レフア一筋でレフアを裏切ることはありませんでした。
怒った女神ペレはオヒアを木に変えてしまったのです。(ひどい、、逆恨み)
それを知ったレフアは嘆き悲しみ、毎日オヒアの木にもたれ泣き続けました。
その姿をずっと見ていた女神ペレは初めて自分のやったことを反省。(実は案外素直な女神だった)
女神ペレはレフアを花に変えオヒアの木の上につけました。(でも二人を人間の姿には戻してくれなかった)
こうして二人は永遠に結ばれてハッピーエンド。
そんな「オヒア・レフア伝説」を思い出しながら、ハワイ旅行を思い出しながら、マンゴーのパンナコッタをペロリ。
ハワイ・マウイ島は暖かく、豊かに穏やかで素敵なところだったのでまた是非行きたいものです。
で、飾ってあったこの花の名前をまた聞き忘れてしまった…。
ふと横を見たら、棚の中に昨日のブログの最後にちょっと触れた「アブサン」発見。
野生、ソバージュな薬草で作ったアブサンということで340ユーロ! 高い…。
À demain(^^)/
☆おまけのパリをBelle et Bonne Blogで更新☆
今日は、「ピンクの」
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1687.html
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