シュークリームの王様☆
パリの1枚。
昔この界隈に暮らしていた頃よく出かけた“ODETTE”は、シュークリーム専門店。
イエーイ、6個も買っちゃった♬とルンルンでお店を出たら雨が上がりのピカピカの石畳で滑って転んだ思い出も。
(雨の石畳は要注意…)
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いつぞやのクリスマスケーキはこちらのものを食べたり、時々ケーキやパンを買っていた恵比寿にある「ウェスティンホテル東京」の「ウェスティン デリ」。
スーパーからの帰り道に久しぶりに立ち寄ってみました。
真っ赤な苺が目を引く♡
チョコレートも気になりますが、このへんはパリで食べよう、むふふと我慢。
あ、ある…!
と、視線釘付けになったのは以前からCさんやMさんにコメントいただいていた「シュークリーム」!
こちらの人気No.1とも言われる誉れ高きスイーツ。
毎日ほぼ完売でまとまった数は予約がベターと聞いていたシロモノ。
なかなか機会がなくこれまで食せずにいただけにショーケース越しに興奮。
「シュークリーム、4個全部ください」
と、言った時に背中にグサッと何かが刺さった?!
思わず振り返ると、後ろに並んでいたキャリーバッグを引いた黒髪ロングヘア女性の熱視線。
もしや彼女もこのシュークリーム狙い…?
雰囲気からしてブラッと来たと言うより目的を持って。
と思うとショーケースの中のシュークリームを全部いただくのは申し訳なく、2個にオーダー訂正。
代わりにキャラメルシフォンケーキ。
取り出す時に指についたクリームを舐めると思わず「うっま♡」
甘いだけでなく、キャラメルの苦味がたまらなく美味しい。
そしてトップのザクザクのナッツと濃厚キャラメルソースがシフォンケーキを更にグレードアップさせている。
正直あげたくない美味しさであったけれど、夫にお裾分け。
夫「さすがに美味いなっ♡」
K「だよね♡」
春夏になるとあまり食指の動かないモンブランですが、ちょっと肌寒かったこの日は自然とモンブランを求めてしまいました。
K「ずっしり重い!」
夫「それって器のせいでしょ…」
確かにしっかりした渋い器の重みもありましたが、内容、味わいが美味しくヘビー級。
たっぷりのマロンクリームの下にスポンジとカスタード&生クリーム、そして栗の渋皮煮もコロコロと入っていて食べ応え大。
そして真打ち、「シュークリーム」。
かぶりつく前にしっかり観察。
モリッと膨らんだ形が美しく、サイズ的にも大きめ。
シュー皮はサクサク。
中には期待を裏切らない極滑らかなカスタードクリームがたっぷり、でも甘過ぎないので大きくてもペロリ。
その堂々と威厳を漂わせたルックス、帝王教育されたかのようなシューとクリームの隙のない味わい(笑)、そんな完成度を思うとこれは私の中では、シュークリームの王様!?
パリには美味しいスイーツが数多あるけれど、「シュークリーム」という分野においては、そのバラエティとクオリティを思うと日本に軍配をあげたくなります。
やっぱり4個買っておけば良かったかな!?
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