バカンスのディネ☆
ディネは宿泊ホテルの“Le Clos d'Amboise”のレストランでいただきました。
宿泊レストランでのディネは何がイイってほろ酔いだろうが思いきり泥酔だろうが、そこは宿泊場所という安心感。
階段をトントントンと上がれば、無理なら夫たちにお姫様抱っこ(これまでの人生で未経験だ!)してもらえばもう自分の部屋。
旅先の外食という緊張感(帰りの心配、スリに注意、会計ぼったくりetc…)も解け、心からリラックスして楽しめる。
そしてこの時期のディネとなればテラス席。
夜の長さと暑くもなく寒くなくのさっぱりした気持ちいい空気感、この雰囲気は私にとっては「これぞ!フランスの夏」、バカンスムード全開☆
バカンス先や今日はちょっと特別と思う日のアペロに選ぶのが大好きなヴェネツィア発祥のカクテル“Bellini”(ベリーニ)。
スプマンテやプロセッコを桃のピューレやジュースで割ったもの。
という訳で古城の街アンボワーズに、ルネサンス500年に、楽しい旅に乾杯♬
メニューに夢中でアミューズは無意識にパクリ。
ちゃんと説明を聞いていなかったのですが、何やら白身魚のフリットでした。。
そしてお任せコースでいただくことに決定。
前菜はサーモン、オレンジ主体の柑橘ソースでさっぱり。
ワインはロワールの白でDomaine Xavier FrissantのCOLLECTION CHENIN - SEC 2014。
セパージュが100%「シュナン」というロワールワインならでは!
かなりドライで、この日のお料理との相性の良いの1本でした。
魚料理はプリプリのアンコウ。
下にはクスクス。
肉料理はソフト&ジューシーな鴨。
添えられたパプリカのファルシーなどさり気ないのにイケる。
豊かな水が流れるところには豊かな食が生まれると言われますが、フランス最長の川・ロワール川の流れるロワール地方は肥沃な大地に美味しいものがたくさん育つイメージです☆
そういえばここ数年東京のレストランでは3月くらいから常套句的に耳にするセリフが、
「ロワール地方の白アスパラでございます」です。
出た!
久しぶりにカートで登場、好きなものを好きなだけいただけるフロマージュ。
チーズ屋さん(フロマジュリー)に行ってあれこれ気になるものがあっても全てを味見できる訳でもないので、こうしたレストランで各種ちょっとずついただけるのは嬉しい。
そして以前から気になっていたチーズや地元ならではのローカルものにトライするチャンス☆
という訳で食べたことがなかった“Couronne Lochoise”(クーロンヌ・ロショワーズ)を真っ先に選びました。(下の画像の右端チーズ)
ロワール河中流域のLoche(ロッシュ)発のドーナッツ型のシェーヴル。
とってもマイルドでクリーミー、食べやすいシェーヴルでした。
デザートはフランボワーズとイチゴのタルトの再構築的なデザート。
形はバラバラですが、それぞれを救って口に入れるとフランボワ&イチゴタルト味。
という訳ででクラシックな料理をベースにしつつも今風なモダンなアレンジがされた、ボリューム的にも私たちとしては最後まで美味しく程よくいただけたコース料理でした。
幸せに満腹、満足。
この後はやはりお姫様抱っこで部屋までお願いします!
でもそれは夫はでなく、レストランのイケメンなギャルソンにお願いしたいところ♡と見渡せども皆さん華奢で無理そうでした…。
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