Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

バカンスのディネ☆

ディネは宿泊ホテルの“Le Clos d'Amboise”のレストランでいただきました。

宿泊レストランでのディネは何がイイってほろ酔いだろうが思いきり泥酔だろうが、そこは宿泊場所という安心感。

階段をトントントンと上がれば、無理なら夫たちにお姫様抱っこ(これまでの人生で未経験だ!)してもらえばもう自分の部屋。

旅先の外食という緊張感(帰りの心配、スリに注意、会計ぼったくりetc…)も解け、心からリラックスして楽しめる。

le-clos-d-amboise-la-terrasse-du-restaurant-d6caa.jpg

そしてこの時期のディネとなればテラス席。

夜の長さと暑くもなく寒くなくのさっぱりした気持ちいい空気感、この雰囲気は私にとっては「これぞ!フランスの夏」、バカンスムード全開☆

KDF1JTv1TUqiL+Ga35nlsQ.jpg

バカンス先や今日はちょっと特別と思う日のアペロに選ぶのが大好きなヴェネツィア発祥のカクテル“Bellini”(ベリーニ)。

スプマンテやプロセッコを桃のピューレやジュースで割ったもの。

という訳で古城の街アンボワーズに、ルネサンス500年に、楽しい旅に乾杯♬

IMG_6859.jpg

メニューに夢中でアミューズは無意識にパクリ。

ちゃんと説明を聞いていなかったのですが、何やら白身魚のフリットでした。。

IMG_6860.jpg

そしてお任せコースでいただくことに決定。

前菜はサーモン、オレンジ主体の柑橘ソースでさっぱり。

fullsizeoutput_227b.jpg

ワインはロワールの白でDomaine Xavier FrissantのCOLLECTION CHENIN - SEC 2014。

セパージュが100%「シュナン」というロワールワインならでは!

かなりドライで、この日のお料理との相性の良いの1本でした。

IMG_7050.jpg

魚料理はプリプリのアンコウ。

下にはクスクス。

IMG_6862.jpg

肉料理はソフト&ジューシーな鴨。

添えられたパプリカのファルシーなどさり気ないのにイケる。

豊かな水が流れるところには豊かな食が生まれると言われますが、フランス最長の川・ロワール川の流れるロワール地方は肥沃な大地に美味しいものがたくさん育つイメージです☆

そういえばここ数年東京のレストランでは3月くらいから常套句的に耳にするセリフが、

「ロワール地方の白アスパラでございます」です。

IMG_6863.jpg

出た!

久しぶりにカートで登場、好きなものを好きなだけいただけるフロマージュ。

チーズ屋さん(フロマジュリー)に行ってあれこれ気になるものがあっても全てを味見できる訳でもないので、こうしたレストランで各種ちょっとずついただけるのは嬉しい。

そして以前から気になっていたチーズや地元ならではのローカルものにトライするチャンス☆

dEfzrW%FQBazLOcD13yx4w.jpg

という訳で食べたことがなかった“Couronne Lochoise”(クーロンヌ・ロショワーズ)を真っ先に選びました。(下の画像の右端チーズ)

ロワール河中流域のLoche(ロッシュ)発のドーナッツ型のシェーヴル。

とってもマイルドでクリーミー、食べやすいシェーヴルでした。

IMG_6866.jpg

デザートはフランボワーズとイチゴのタルトの再構築的なデザート。

形はバラバラですが、それぞれを救って口に入れるとフランボワ&イチゴタルト味。

IMG_6867.jpg

という訳ででクラシックな料理をベースにしつつも今風なモダンなアレンジがされた、ボリューム的にも私たちとしては最後まで美味しく程よくいただけたコース料理でした。

IMG_6868.jpg

幸せに満腹、満足。

この後はやはりお姫様抱っこで部屋までお願いします!

でもそれは夫はでなく、レストランのイケメンなギャルソンにお願いしたいところ♡と見渡せども皆さん華奢で無理そうでした…。

 

☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
 
<info>
Hôtel restaurant Le Clos d'Amboise 
27 Rue Rabelais, 37400 Amboise
02 47 30 10 20
 

KEICO

新潟県の旅館に生まれるも女将にならず、上京、進学、就職、まさかの出逢いと結婚。
約10年間のOL生活の後、2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆


そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

清川あさみ、ベルナルドのクラフトマンシップに触れて。
フィガロワインクラブ
Business with Attitude
2024年春夏バッグ&シューズ
連載-鎌倉ウィークエンダー

BRAND SPECIAL

Ranking

Find More Stories