初めての部屋☆
今年も宿泊するのは例年と同じホテル。
もうすっかり常宿気分?!
オーナーご夫妻が「お帰り〜。久しぶり!東京では色々ありがとう!」と迎えてくれました。
そして若(くもないかな…)男性が「はじめまして。今シーズンの新入りのデニスです。早速お部屋にご案内します」とな。
K「でもまだチェックイン手続きしてないんだけど…」
夫「手続きしなくてイイって言われた」
K「へ〜、顔パスって本当に常宿になってきた感じ?!」
となると部屋もここ数年と同じ部屋かと思いきや、
D「こちらです」
ちなみにこのホテルは最低1週間からの予約となる滞在型で平均10日間、長い人は1ヶ月近くの滞在です。
我が家の荷物は23キロを4つですが、皆さんそのくらいは持ち込んでる感じです。
K「あれ?部屋のグレードアップした?」
夫「いや、2年目以降はずっと同じで変えてない」
K「でもいつもより明らかに広い!」
とにかくこれまで泊まったことがない部屋で新鮮だと思っていたら、この部屋は今年2部屋を繋げてリノベーションした新しい部屋なのだそう。
いつも通り真っ先にバスルームチェックをするとお風呂もシャワーブースも確かに真新しい☆
もうすっかり自宅状態であれこれ広げてます…。
ソファセットではゴロンと寝転んで読書もよし。
ルームサービスをいただくにも良いテーブルコーナー。
そしてウェルカムフルーツ&チョコレートの他にメッセージとともに大きな瓶にクッキー♡
これこれ、ウィーン名物のクリスマスクッキー「ヴァニリェキプフェル」。
三日月型のバニラクッキーで、アーモンドパウダーにバニラシュガーなどで作るサックサクに軽いバタークッキー。
毎朝起きてオメザにいただいてます。
いくつかチェストやクローゼットもあって収納スペースも十分。
夫「ケーコさん、こっちきて!ウォーキングクローゼットが2つあるよ〜」
K「うわ♡これは嬉しい。でも、服も靴も必要最低限しか持ってきてない…。っていうかソルドの戦利品を1、2着入れるつもりがまさかの戦利品なしだし…」
せっかくのWウォーキングクローゼットはフル活用はできそうもないですが、夫のものときっちり分けて管理できるのはイイ☆
ルームクリーナーが1日に4回も部屋のターンダウンに入ってくれるので、いつ部屋に戻ってもビシッと整えられたベッド、フカフカのタオル、ゴミ箱にゴミ無し、あちこち整理整頓、脱ぎ散らかしてしまった服も畳まれたりで家事から完全に解放された感☆
窓からの眺めはゲレンデ。
と言うわけで極めてcomfortableな部屋でのホテルライフ。
ダイニングへ行くと去年と同じテーブルをアサインされました。
K「まさかまた隣りが、あの皇帝フリードリヒさんだったりして?!去年嫌われていたらそれは無いことだけど」
夫「どうだろ?」
なんて話をしていたら、来た!フリードリヒさん。
しかも会うなりめちゃフレンドリーに挨拶&握手の上に「今年もよろしくね」と。
子供&パーティー嫌いでちょいちょい偏屈ジジイ風だったあの方とこんな風に接する日が来るとはねぇ…。
食後に席を立つとオーストラリア人マダム、アメリカの大富豪ご夫妻、ド派手なカナダ人マダム、ドイツの双子おぼっちゃま等々に次々と会い、ご挨拶。
20年、30年と通ってるゲストも多いホテルなので私達の滞在歴はまだまだ浅いものの、徐々に常連さんたちから「Hello again!」な挨拶が増え、皆さんが社交辞令な挨拶以上に色々なお話をしてくれるようになってきました。
それにしても問題は、今年は暖冬で雪がとても少ないこと。
いつもはホテル前の道路脇には私の胸の高さ以上の雪が積もっているのに、今年はこの高さ。
到着して私たちのスキーガイド・ヘルムートに会うと、
「この通り今年はかなり雪が少ない。明日は初日だしリラックスね。だからPiep(雪崩や雪に埋まった時に使う発信器)装着不要だよ」と。
って言ってたのに翌朝、
「夜中に雪が降ってコンディションは変わった。ピープ装着!確認、隊員1号(夫)よし、2号(ケーコ)よし!レッツゴー!!」
えええ!!と、すっかり初日のリラックス気分で来たのにピープ装着でDay1からヘビーな滑りになってるんだけど…。
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