マトンバーグとカジュアルワイン☆
ラム肉のハンバーグステーキが食べたい!
ということで、スーパーにラム肉を買いに出かけたのですが、今日はちょっとお肉を刻むのが面倒だ…と既に挽肉(ラムがなかったのでマトン)になっているものに手が伸びました。
粗みじん切りしたパプリカ、ピーマン、玉ねぎの中にまずはドーンと挽肉を半分投入。
パン粉は無し。
残り半分のお肉も入れて塩・胡椒・生姜を入れてよく混ぜる。
そしてGABAN(ギャバン)の「ケイジャンシーズニング」とナツメグを入れて捏ねる。
う〜ん♡このスパイス&ハーブの香りが好き。
そもそもは、ジャンバラヤやガンボスープなどケイジャン料理(アメリカ南部ルイジアナ州の郷土料理)のシーズニング。
チキンやラム、魚貝との相性もよく我が家では愛用しているパウダーです。
因みにケイジャン(Cajun)とはアメリカ南部に住むカナダ南東部の旧フランス植民地のアカディアから移住してきたフランス人のこと。
毎度パテを作ると段々と大きくなってしまうので今回はちゃんとスケールで計りながら成形しました。
その結果8個完成。
ボナペティ!
そしてこれにはやはりカジュアルな赤ワイン。
最近益々楽しくなってきたのが近所のスーパーや酒屋さんでのテーブルワイン選び。
パリ生活中は基本的にはフランスワインの毎日ですが、日本ではこうして気楽に各国のワインが容易に買えること、しかも早飲みで美味しくコスパの高いものも多くて嬉しい!
久しぶりにスペインワインにしようか、
え、ルーマニアのワイン!?
ルーマニアワインは飲んだことがないので珍しく感じましたが、その紹介文を読んでみると、ルーマニアでは紀元前からワインが作られていて6000年以上の歴史を持つヨーロッパ有数のワイン生産地だと。
そのセパージュ(葡萄品種)も聞いたことがないものばかりで、「フェテスカ・レガラ=王家の乙女」や「フェテスカ・ネアグラ=黒い乙女」と言ったユニークでロマンチックな名前の土着品種も興味をそそる。
ヨーロッパの中でもとりわけ厳しいワイン法が定められているそうで、その結果良質ワインを生み出していると。
K「面白そう。飲んでみる?しかもやっす♡」
夫「安過ぎるな…俺様には飲めない」
K「飲んでるじゃん普通に〜」
売り場をグルグル回って最終的に手にしたのは、フランスワインL'alezan de La Tour de Bessan(ラルザン・ド・ラ・トゥール・ド・ベッサン)サードワインだった…。
2,000円ちょっとの辛口ボルドーワイン。
最初に感じたのは、フレッシュなブルーベリー、ブラックベリーなどの黒果実とハーブの香り。
その後、ほんのり甘めのアニス、そしてスパイシーな味わいも広がりサラッとしたタンニンと酸味が夏日のスパイシーなマトンバーグにはよく合いました。
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パリの1枚。
地元パリジャンがやって来て、カフェのカウンター“ Zinc”(ザンク)で軽くおしゃべりをしてクイっとカフェを飲んで元気に出かけて行くシーンを見ると「ここはパリ!」とか思う。
昔はこの金属製カウンターに亜鉛が含まれていたそうで、現在でも“ Zinc”(ザンク=亜鉛)と呼ばれてます。
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