甘いラストナイト★
オーストリア・スキーブログはこれがラストです★
なのに、いきなりお見苦しい画像ですみません(>_<)
最終日にスキー部部長(夫)が、まさかの負傷。
この日、雪が降ったり止んだりの天候で、滑り始めた頃が一番視界が悪く、とても滑りづらい
状況でした。
その中で固めの斜面で夫は雪溜まりにつっこみ頭から前転転倒し、運悪くスキー板が外れず
脚裏の筋を大きく伸ばしてしまいました。
心配するヘリーに夫は、あまり痛みはないから大丈夫!と滑り続けることを主張。
K「ホントに大丈夫なの?」
夫「こんなことに負けるわけにはいかない!」
勝つとか負けるの問題じゃない...ココで無理して松葉杖で帰る方が大変だ...
と私はいたって冷静に思ったけれど、言い出したら聞かないオトコなので結局最終日も
最後まで滑りました。
その夜、夫の脚は更に腫れリアルな大根脚に!(数日後には青アザになり紫大根に)
(気の毒だと思いながらも、その大根ぶりに笑ってしまった...)
普通に歩けるし痛みはほとんどないというので、最後のディナーを楽しむべくダイニングへ。
最終日にこんなことになってしまったものの、大怪我にならなかったこと、また初日ではなく
最終日というのも不幸中の幸い&合宿の打ち上げということで乾杯★
食事は、ミニパップルパイを添えたカプチーノ仕立てのカボチャのスープ、鳩肉の前菜、
メイン料理はわがままオーダーを聞いてもらい、オーストリアの伝統料理・
Wiener Schnitzel(ウィーナー・シュニッツェル)を作ってもらい、この日はチーズは
ビュッフェではなく、地元のシェーブルチーズ3種盛りというメニューでした(^u^)
Wiener Schnitzel(ウィーナー・シュニッツェル)は、ウィーン風仔牛のカツレツ。
こちらでは、甘酸っぱいベリーソースをつけて食べるのが一般的だそうですが、部長(夫)は
アンチョビを添えることを所望。
K「アンチョビもつけてもらって良かったね、部長!」
夫「さっきからなんで俺が部長なんだよ。スキー部総監督です!」
監督だろうか部長だろうが部員は私しかいないのに...(=_=)
ところで私達にとって合宿ラストナイトとなったこの日のディナーイベントはデザートビュッフェ★
たくさんのデザートが並びました★
夫「来年の課題が見つかった!」
K「は?」
夫「朝のジョギング、体幹トレーニングは継続するとして、さらにしっかり鍛えなきゃダメだ。」
K「やっと終わって打ち上げ中なのに、もう来シーズンに向けて始動するんですか?部長?!」
夫「怪我が治り次第ね。」
K「今回スキーに来る前に私、聞いたよね?あなた言ったよね?
スキーをやめるのは、どちらかが怪我をした時だって。」
夫「時々、自分の思い通りにならないことや限界に挑戦することが必要なんだよ。」
K「そんなのパリにいたら毎日感じてますよ。」
夫「君にとってのパリと一緒にして欲しくないけど、俺にとってはスキーはチャンレジ。
大自然を前にうまく滑れなくて腹が立つけど、ここでのスキーは別世界、刺激的ッ♡」
なんだろう、、言ってることの意味がわかるような、わからないような。
とにかく、まだスキー部は廃部にならないということらしい(=_=)
初日にスキーが終えた日は、こんな日があと何日続くんだろう...
と気が遠くなるような気がしたものの、終わってしまうとあっという間のスキーバカンス合宿。
非常に非日常であったことは間違いない。
まだ終わったばかりで私にはまだ来シーズンのことを考える余裕はないけれど、このホテルは
居心地もよく、いつか夏のハイキングなどをしてみたい...と思いながら最後の夜を満喫★
右端に写っているボウルに入ったホワイトチョコレートのムースが、見た目は地味なのに
美味しかったです。
デザートに限らないのですが、今回ホテル滞在中に感じたのは、見た目は地味でも美味しいものが
多く、それは料理に関してだけでなく全てに共通することのようにも感じました。
派手な華やかさはなくとも、なんとも良質で心地がよいサービスやホテルの皆さん。
ちょっと前まで3回ぐらいは行けたデザートビュッフェですが、最近は無理...。
夫「それだけ完食すれば十分でしょ」
K「スワンのシュークリームも食べようか迷ってる...」
こうして今シーズンのスキー合宿は終了★
美しい山並みを見ながらチュルス村を後にしました。
おまけは「最後に求めたものは!」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-515.html
à demain(^.^)/~~
ARCHIVE
MONTHLY