陶器の村☆バッチャン
ベトナムブログ☆
ハノイ市内から約10キロ南東のバッチャン村へ。
思ったより静かな印象のバチャン村は、陶器で有名な村。
人口の9割が陶器に関わる仕事に従事しているそう!
なので車を降りて歩き始めると軒を連ねる工房&工房。
ガイドのケビンさんの案内で訪れた一軒がこちら。
入口には粘土。
バッチャン焼きが知られるようになったのは15世紀頃。
大河・ホン川の土を使った陶器は風合い豊かで、完成するとそれをホン川で中国・インドネシア・
日本などに船で運び、日本では安土・桃山時代に「安南焼」として紹介され、茶人たちの間で
珍重されるようになったそう。
バッチャン焼きはロクロを手で回すのではなく、粘土を型に流し込み、上から圧力をかけて成形。
1分間に何個作れるのだろう?な早さで粘土が型に入れられる。
軽く乾燥させて型から外す。
その奥では絵付けをする人達。
中国の影響を受けつつで伸びやかな独特の作風の絵柄のバッチャン焼き。
シートを使った絵付けなので、比較的簡単そうで慣れた手つきでどんどん同じものが作られて
いきます。
でも、こうした1点1点手描きの絵付けとなると、当然お値段が一気にアップ。
絵付けの後は、大きな窯に入れて焼き、冷まして完成☆
制作過程を見学した後、ショップへ。
バッチャン焼きは主に3種類。
白い地に藍の絵柄が美しい「染付」、同じく白地に赤い絵柄が愛らしい「赤絵」、
薄緑色で無地の「セラドングリーン」。
人気があり典型的なデザインはトンボや菊、蓮の花がデザインされたもの。
トンボデザインは、元々は16世紀に日本人が注文したモチーフなのだそう。
いろんな形状のお皿、茶碗、お茶セット、箸置き、マグカップ、香炉、花瓶、オブジェなど
たくさんのアイテムがあり、見ているだけでも楽しい。
我が家はラーメン好きなのでカラフルなレンゲを揃えてもいいかも♫
アンティークはお値段かなりお高め。
長い歴史を生き抜いたアンティークならではの色合いと存在感。
ちょうど醤油皿や取り皿が欲しいと思っていたところだったので、今回の旅行で少し買うことに。
食器はいくらあってもイイ。問題は収納スペースだな...と思いながらあれこれ悩んだ結果、
古典的なセラドングリーンの醤油皿、ちょっとモダンに遊んだカラフルな魚モチーフの
お皿&ビアグラスなど17点をお土産に購入しました。
割らずに持ち帰れる?と少し心配でしたが、お店でしっかり梱包していただき、スーツケース
に入れて帰ったところ1枚も割れずに済みました。
という訳でベトナムの伝統陶芸の村・バッチャンでバッチャン焼き陶器のショッピングを楽しみました!(^^)!
おまけのパリは「まるでセレクトショップ☆La boutique Fou de pâtisserie 」をBelle et Bonneで
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-951.html
à demain(^.^)/~~
ARCHIVE
MONTHLY