春のケ・パッキア☆
これまでパリに遊び来た友人たちがちょっと足を伸ばして出かける人気デスティネーションと言えば、モン・サン=ミシェル☆
一番綺麗に見えるのは、島に入る前。
遠目に修道院の全体像が見えてる時だから、そこを逃さす撮ってね〜!
と老婆心ながら毎回アドバイス。
「美味しそうな」もとい「可愛い」羊がのんびり草を食んでいたり、その日の季節や天候によって毎回違った美しさを見せてくれるモン・サン=ミシェルです。
モン・サン=ミシェルの次に人気なのは、やはりこれまた定番なロワール地方古城巡り。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-304.html )
たくさんのお城がある中で、私の一番のお気に入りにはChâteau de Chenonceau(シュノンソー城)♡
代々女性が城主だったので「6人の奥方の城」の別名がある白い城館。
7番目の城主は私、とこれまた妄想を膨らませたくなる美しきお城。
と、今日もまた前置きが長くなったけれども、、この時期レストランで繰り返し耳にするのが「ロワール産」と言う枕詞?!
そう!ホワイトアスパラガス☆
ヨーロッパでは時期が微妙にズレながらホワイトアスパラガスの旬を迎えるで、結構長い期間楽しむことができます。
個人的にはドイツの白アスパラもかなり美味しいと思ってます。
と、甘みのある美味しく美しい白アスパラを食べながらロワール地方を思い出す季節です。
という訳で、美味しくホワイトアスパラガスをいただいたのは、久しぶりにお邪魔した麻布十番にあるトラットリア・ケ・パッキア。
サービスしていただいたスプマンテとフルーツトマトのブルスケッタ。
トマトが甘いっ♡
冷前菜は、本日のオススメ鮮魚の盛り合わせ。
トリッパ煮込みというとトマト煮込みが多いけれど、こちらは塩味というかブイヨン煮込み。
臭みを消したり誤魔化すソースではないので、トリッパの鮮度と丁寧な下処理を感じさせる一品。
アクセントに添えられるのが青唐辛子。
このピリピリする辛さが癖になる。
パスタは、ちょっと珍しいシャコのペペロンチーノ。
甲殻類好きなので無論シャコも大好物の一つ♡
中でも岡山やヴェネツィアでいただくシャコは絶品。
旬は春の産卵期と夏に脱皮を繰り返して身が締まる秋だそう。
メインはなんとか風仔牛のカツレツ。
肝心のなんとか部分をすっかり失念…。いつも通りお酒が回った状態では記憶不可能。
それは、イタリアチーズ「スカモルツァ」を載せ、さらに生ハムを載せたもの。
揚げたてのカツの熱で徐々にチーズが溶けて絡み、それを生ハムの塩気とテクスチャーとともに。
旨っ (≧▽≦)
ドルチェはゴルゴンゾーラチーズのジェラート、栗の蜂蜜がけ。
ほんのり塩っぱい青カビチーズに甘い蜂蜜はこれまたゴールデンコンビ。
春らしい食材でケ・パッキアをエンジョイしました。
トラットリア ケ・パッキア
東京都港区麻布十番2丁目5−1 マニヴィアビル
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