パリ安全祈願☆
朝、TVをつけた途端に「パリ」の言葉に思わずボリュームアップ。
報道によると12日21時頃、パリ2区(オペラ座近く)の路上で刃物を持った男が通行人らを襲撃し、1人が死亡、4人が負傷、男は現場で警官に射殺されたと。
よく知る場所、普段歩いているエリアで事件が起こりショッキングな朝になりました。
新潟から東京へ戻ったらぼちぼちパリ行きの支度ということもあり、「新潟大神宮」へ安全祈願のお参りへ。
新潟大神宮は住宅街の一角の緑に囲まれた静かな佇まいの中にあり、伊勢神宮の御分社としての歴史ある荘厳な造りの神社です。
日頃の感謝とこれからのパリ生活の無事、日本の家族の幸せを祈って二拝二拍手一拝。
おみくじを引くと、
夫婦揃って大吉とはラッキー☆
K「ガハハ、何事も思うままだって♬」
夫「ますますダー子(コンフィデンスマンJP)みたいになってるよ…」
(キャラとしてのダー子とケーコにシミラリティーを感じてます by 夫)
確かに良いこと言われた時ほど慢心せずに気持ちは引き締めないといかんです。
ところでこの新潟大神宮の境内には、「坂口安吾生誕碑」があります。
2006年に坂口安吾の生誕100年を記念して建立されたもので、碑文は1946年に発表された、幼少期を回想した自伝的小説「石の思い」の一節が掘られています。
「私のふるさとは 、空と、海と、砂と、松林だった。 そして吹く風であり、風の音であった。」
いつも通りお土産は新潟駅構内にある「ぽんしゅ館」へ。
先月半ばに拡大リニューアルオープンし、ますます新潟グルメ、地酒、クラフトマンショップが充実。
今回時間をかけて選んだのは、利き酒ならぬ利き醤油?!
約30蔵100種類の越後醤油が並び、オススメ商品を試食できます。
塩分や色の違いなどわかりやすい調味料だとは思っていたけれど、こうして比較してみるとそんな浅い違いではなく、旨味というか味そのものがそれぞれ別物。
料理の味の決め手は塩と思っていたけれど、改めてこの日本の伝統調味料、発酵・醸造食品に興味が湧いてきました。
そして選んだ1本は、マルタスギオの「秘蔵」。
門外不出の品として代々受け継がれてきた濃口醤油で、香りは軽く、うま味、酸味、甘味、塩味の絶妙な調和が織成す、丸く、艶のある、味わいが堪能出来る醤油と。
実際、帰宅早々にこの醤油で厚揚げやカマボコを食べてみると、それらが一段と美味しくなるのでびっくり!
それからちょっと珍しいところでは、八海山の「風媒花」。
日本酒醸造の技術をいかし、米を原料とし、清酒酵母と黄麹を使った三段仕込で醸造した本格米焼酎をオーク樽で熟成させた、繊細で奥深い香りの焼酎です。
焼酎とはいえかなりウイスキーっぽく、でもほんのり感じる酒粕の香りが日本酒っぽく、ロックまたは常温でチビチビ飲むのがよろし♡
夫はそんなお酒に合いそうな酒の肴もあれこれ買っていたけれど、私はコレ。
菊水酒造のスーパー酒粕「さかすけ」を使った「越乃バウム」。
しっとりとテクスチャーのバウムクーヘン。
個装なので食べ過ぎずに済む?!
個人的にはバウムクーヘンは、ちょっと冷やして固めでいただくのが好きです。
夫「それ、パリ行きの荷物に入れておいてね!」
K「・・・。」
いつも通りいろんなものを持っていくパリ支度です。
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