晩秋のソンデコネ ☆
パリの1枚☆
パリのパン屋さんでレジ前にあったらほぼ買ってしまうマドレーヌ♡
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只今都内の紅葉も見頃。
レストランに向かう途中に赤く染まった楓が綺麗だったので拾いながら♬
これはキレイ、この染まり方はユニーク!
と、落ち葉拾いに夢中になりまして、レストランにつきまして、入ろうとした瞬間に目に入ったのはコートの胸元にピクピク動く物体…。
ギャ〜〜っ!!
わずか1センチぐらいでしたが、尺取り虫みたいなコが私の胸の上を足早に移動しているじゃないかっ(汗)。
落ち葉と一緒に拾ってしまったらしい。
このコがコート中、更にニットの中に入ってくることを想像したらゾゾゾ。。
「早く取って!!」と大騒ぎ、ひと汗かいた後、気持ちを取り直して美味しくスタートしたのは渋谷区松濤のフレンチレストラン“Sans Déconner”(ソンデコネ )。
まずはほんのり体が温まるハースニップのスープ、ピスタチオの泡泡とカリッと食感と香るコーヒー豆がアクセント、をいただいてホッとできました…。
そしてマル(コ)ちゃんオススメの赤ワイン、Gauby(ゴビー)のLionel Gauby Wokety Poketyが、感激的に美味しくてびっくり☆
ドメーヌGaubyのジェラール・ゴビー氏の代表作“Muntada”(ムンタダ)が好きでパリでよく飲むのですが、偶然に飲んだこの1本は、ジェラール氏の息子のリオネル・ゴビーが初リリースしたレアモノだったのです。
一瞬サラリとキレイな印象なのですが、余韻が長く香りも高く、結果的にこの日の料理の最初から最後までとてもよく合うものでした。
色鮮やかなマグロを青大根とびっ子のクリームでいただく♡
「ブラータとロメインレタスです」
って、相変わらず説明ミニマムな渋谷シェフ。
何度も書いてますが、そんなミニマム説明とは裏腹にバランス良く構築された一皿には、グレープフルーツの酸味と優しい苦味、アンチョビの塩味、サクサクで香ばしい大きめのクルトン、そしてロメインレタスの外葉で作られたクリームで和えたロメインレタスからは、なぜかナッティな味わいが。
絶品!!
魚料理はソンデコネ風なブイヤベースで、なんともスタイリッシュやね〜。
魚貝の美味しいエキスがギュウギュウのスープに金目鯛と根セロリがよく絡む。
根セロリ(celeri-rave セロリラヴ)はパリではよく食べる野菜ですが、日本では普段なかなか食べないので私の中ではこれはパリの味のひとつで、しばし望郷気分?!
肉料理は、バヴェット!
もう何十回もこのブログにもアップしているバヴェットネタですが、問答無用な大好き食材。
ただモノによっては臭みがあるのでパリでは買うお店、食べるレストランは限られますが、無論こちらの渋谷シェフによるお料理は抜群の美味しさでした。
コリコリ食感というよりは、和牛っぽく程よくとろみも感じる食感で、添えられた里芋ローストもツボ…♡
食後のデセールは、レモンクリーム、ヘーゼルナッツのアイス、そして大ファンのチョコレートケーキ。
デセールは2個でもそこそこ嬉しいのですが、個人的には3個あると大満足できる (≧▽≦)
今年6月のオープン以来、益々人気のソンデコネ。
次回はまた友人夫妻とお邪魔したいと思ってま〜す。
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