ラガーフェルドとネックレスとマダム☆
先日ただ今絶賛発売中のFigaro Japon(フィガロ・ジャポン)4月号をデジタル版で楽しんでいたまさにその時、モード界の皇帝と呼ばれるKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)氏逝去のニュースが飛び込んできました。
突然の訃報にただただびっくり。
そしてたくさんのメディアを通して改めて知った彼の偉業の数々。
もちろん私など特別な面識もないのですが、ほんのちょっとだけ遭遇したことが2度ありました。
1度目はDior(ディオール)マドレーヌ店。
たまたま顔見知りのディオールの店員さんが「ちょっと紹介しましょうか?」と申し出てくれたので、
夫「僕は興味ないから君だけ行ってくれば?」
K「えっ!それはちょっと…でもやっぱり行ってこよー」(ミーハー魂炸裂)
と、地下フロアへ行くとちょうどバックヤードに消える皇帝の後ろ姿。
追いかけることはスマートと思えず「残念、またの機会に」と。
(ラガーフェルド氏ゆかりのメゾンは敬意を表したスペシャルウィンドーを展開。以下2枚はフェンディ、1枚はシャネルの路面店↓)
2度目はMusse des Arts Decoratifs(装飾美術館)で行われたあるパーティーで。
階段の踊り場でばったり。
驚きと大感激で一気にテンパってしまい、「ぼ、ぼ、ぼ、ぼんそわ…」を絞り出すのが精一杯。
ラガーフェルド氏は軽く右手を上げてくださったのですが、悪い意味ではないけどちょっと怖く、威厳があり、簡単には近づけないバリアのような空気を感じました。
そんな風にたった2度ちらりとお見かけしただけですが、それがきっかけでテレビ特番の密着ドキュメントを興味深く見れたり、ラガーフェルド氏によるコンピレーションCDや写真集なども購入する中でファッションに限らずいろんな才能に溢れた素晴らしいアーティストであることを知るにつれ益々ファンになりました。
改めてご冥福をお祈りします。
さて今日はニットワンピースにCHANEL(シャネル)のカラフルなロングネックレスを合わせて出かけることに。
20、30代の頃はCCが目立ち過ぎるというか、そのインパクトに負ける…と敬遠していたのですが、パリで見かけた素敵マダムがセーターにサラッとかけて全く悪目立ちしてないその姿に一目惚れ。
以来、どんな人がどんな風に身に着けたら素敵マダムに見えるの?とピープルウォッチング。
するとCCロゴに限らず、見てすぐわかるブランド物を身につけた場合、そこだけに妙にくっきり浮いてしまう方としっくり馴染む方に分かれる気が?!
馴染んでいる方は姿勢が良く、立ち居振る舞いがエレガントでブランドに負けない雰囲気で相乗効果な美しさ。
そんなマダムにちょっとずつ近づきたく、長めのネックレスが欲しいと思っていた矢先にパトロールエリアのパリ6区にある、このブログではお馴染みの“Maison de FANFAN”(メゾン・ド・ファンファン)でCCロゴ入りのネックレスに出会ってしまったわけです。
そのロゴ部分はキラキラなプチパールが施され見てるだけでもちょっとうっとり☆
この位置で留めると後ろにも垂れるデザインで楽しめ、最長の長さではおへそぐらいまで、二重に重ねてボリュームアップと着け方も色々楽しめそうな1本なので旅先でもきっと重宝。
路面店での新作、新品ショッピングは勿論楽しいけれど、“Maison de FANFAN”(メゾン・ド・ファンファン)などでこうしたちょっとユニークな掘り出し物に出会えるのも楽しいパリのショッピングです。
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