ビーズ家のカーヴにて ~Simon Bize et Fils~
ボーヌのお正月三が日の天気予報は雨。
でも、元旦からキレイに晴れました☆彡
さすが晴れ女だわワタシ♪と、自画自賛しながら迎えた爽やかな1月2日。
AAご夫妻のお友達のDomaine Simon Bize et Fils(シモン ビーズ エ フィス)のマダムCから
食事のお招きを受け、車で10分ほどのドメーヌへお邪魔しました。
まずはカーヴ見学へ。
このワイン樽いっぱいの地下の臭いが好き♥
ワインの酸味と土っぽさと樽の香りが混じる独特の香り(*^▽^*)
瓶詰めされて静かに眠るワインたち。
デリケートなブルゴーニュワインは旅をさせてはいけないと言われますもんね~。
遠くへガタゴトと運んでしまったら味は変わってしまう・・・。
カーヴの中で飲むのが最も美味しいのかも?!
こうして地下のカーヴや醸造スペースを見学したところで、オトコ達の出番です。
「これ、美味しく焼いてください!」とマダムCから渡されたお肉はCote de Boeuf 。
大きな塊、重い!
カーヴ内の広間にある暖炉でこのお肉を焼くのです(^o^)
男どもは、やったことあるのかな?大丈夫??
薪は酒石酸の結晶がびっしりついたワインの古樽材。
美味しく焼けますように♥
マダムCの作った焼きたてグジェールなどを運びながらつまみ食い♪
美味しいっ(≧▽≦)
お肉、美味しく焼けました~!
他にもハムやサラミ、スモークサーモン、サラダ、エスカルゴ、クロゼパスタのグラタン、
チーズなどがたっぷりとテーブルに並べられました(*^▽^*)
パチパチと弾けながら燃える暖炉の火を眺めながらの蔵出しワイン、まさに外へ一歩も
旅をしていない熟成ワインたちがポンポン開いた贅沢な新年会☆
あるヴィンテージを飲んで、
「眠ってしまっていたけれど最近目覚めたみたい」とマダムC。
そ~か~、本で読んだことはあったけど、熟成ワインは長い年月の間に眠ったり、
起きたりを繰り返すんですよねぇ。
そんなワイン造りの楽しさ、複雑さなど含蓄に富んだお話を聞きながら
食べて飲んで笑っているうちにすっかり写真のことは忘れてしまったわけで...(>_<)
も~飲めないな...と思ったところで、最後にマダムCが開けてくださったのは78年の
ソーテルヌ(Chateau Guiraudシャトー・ギロー)。
マダムCの義妹さんの手作りというヌガティーヌがまた美味しくて~♥
マダムCを慕ってドメーヌ関係者や友人知人が入れ替わり訪れる賑やかなお正月。
前当主であったパトリック氏のエピソードやドメーヌの歴史など興味深いお話を
聞きながら家業を継いでいくということの大変さ、更に次の世代への継承などを
葡萄の木の一生や人の一生と重ねがら、味わい深いワインとともに感じたりもしました。
Domaine Simon Bize et Filsの貴重なワイン写真はすっかり取り忘れてしまったけれど、
古い葡萄収穫道具が飾られ、暖炉のぬくもりの中、みんなで囲んだ豊かなひとときは
忘れられない思い出になりました☆彡
マダムCのご厚意とホスピタリティに感謝☆☆☆
おまけのパリはBelle et Bonneで(^_^)/~
ARCHIVE
MONTHLY