Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

パリ発・Winter Vacation 2018☆

午前6時半。

パリ=シャルル・ド・ゴール空港はまだ暗く、外は小雨も降って寒々。

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チェックインを済ませたところでサロンでPCを取り出し、日本の家族に「今日からしばらく山籠ります」の連絡メール。

怪我・事故には気をつけますが、何かあっても保険には入っているので心配なく。

それから去年断捨離したので東京の家は片付いており、見られて困るものもないけど、私の大事なものは…

って、オイオイなんか遺書、遺言みたくなってきたじゃないか?!

夫「タイムアップ!ボーディングターイム♬」

K「え・・・」

家族にはなんだかとても中途半端なメールを送ってパリを出発。

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久しぶりのエール・フランス航空で、朝食もしっかりいただく。

バターの香るホカホカのクロワッサンにパリのパンは機内でも十分美味しい…と、しみじみ思うのもほんの束の間。

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夫「もうすぐ着くよっ♬」

朝早くから絶好調な夫はとにかく元気だ。。

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機内でひと眠りしたいところでしたが、あっという間に到着してしまったスイス・チューリッヒ空港。

こうして毎年スイスに降り立っているのに、スイスはこの空港しか知らないのが非常に残念。

夏のスイスを楽しめる日は永遠に来ないのかもしれない…そんなことを思いながらホテルからの迎えの車に乗り込み、2時間半のドライブ。

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もうすっかり見慣れたというか見覚えのある道中を進み、徐々に景色が変わり、銀世界へ。

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そして到着しました、標高1750メートル、オーストリア・チュルス村。ウインターバカンスをここで過ごすのは、今年で早5度目。

チューリッヒ空港に降りた瞬間は雪は少なめの印象でしたが、来てみれば実際は噂通りに今年のオーストリアは雪が多い! 

到着したそばからどんどん降る降る。

どこもかしこもフワっフワっのフレッシュスノー☆ 雪を掴んで投げるとパーッと舞い上がって綺麗☆

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そしてホテルに入るなり、皆さんが次々にWelcome back!と。

看板犬フェリックスは、あくびをしながら「セルヴス」(こんにちは)な様子。。

このホテルはとにかくホスピタリティが抜群に素晴らしいことを思い出し、「また来ました、お世話になります」とオーナー夫妻はじめスタッフの皆さんとのご挨拶が終わったところで部屋へ。

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部屋もここ数年は同じ部屋。

一部屋ごとにインテリアやレイアウトに個性があって面白いのですが、この部屋は眺めが良くてスペース的にも使いやすいのが気に入っっています。

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ウォークインクローゼットやバスルーム、アメニティも例年通り。

どうでもいいことだけど、、ロクシタンのシャンプーは私の髪質には合わないのでシャンプー&コンディショナーは持参。

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すっかり自分の家にような感じで、決まったものを決まった場所に速やかに収納。

なので、あっという間に荷物のアンパックも終え、ウェルカムランチをいただきにダイニングへ行くと、これまた変わらぬダイニングメンバーが次々に挨拶に来てくれました。

元気だった?最近のパリはどう?東京は?今年の雪は多いよー、な話をしながらのランチ。

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私はメインにオーストリア郷土料理の一つ「グラシュ」(北ドイツではグーラッシュと呼ばれてる元々はハンガリー起源の料理)をチョイス。

K「このグラシュはこれまで食べた中でNo.1かも!めちゃくちゃ美味しい♡」

夫「もしかしてまたシェフが変わったのかも?」

毎年書いてますが、この小さな村は4つ星以上のホテルで占められ、それぞれのホテルは基本3食付き(ランチ&ディナーはプリフィックスなコース料理)のスキーパッケージプランなので、ホテルにとっても宿泊客にとっても食事はとても重要で、毎年腕の良いシェフが引き抜かれたり、入れ替わったりします。

とにかく食事の評判がホテルの人気を左右します。

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ランチの後は一年ぶりの街を散歩。

それから部屋で読書をしたり、スパで泳いでそのままプールサイドで昼寝。(4時半起きだったので口半開きで爆睡!)

ディナー前にフェイシャルエステを受けてお肌しっとり。

あ〜滞在中ずっとこんなペースだったら最高のバカンスなのに…。

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20時からディナーへ。

ランチ&ディナーのテーブルも毎年同じ所をアサインされ、食事の好き嫌いは勿論、水もガス入り・ガス無し、食べるボリュームも記録されているようで、こちらが何も言わなくてもお客さんごとにそれぞれ対応されてるところなど、改めてすごい!と感心の連続。

前菜の鳩のムース、地元のチーズ&ガーリックスープも美味しい!と感激していたら、やはりシェフが変わったとのことでした。

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メインはフィレステーキ。

そしてメインディッシュの後にはこれまた毎年恒例でディナーには毎晩チーズ・ビュッフェがあって、好きなチーズを好きなだけいただく食いしん坊バンザイシステム。

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デザートは、アプリコットのクレープ・ピスタチオアイス添えとカスタードムースのケーキ。

パティシエも変わったのか、去年と比べるとやや甘さ控え目な印象です。

こうして移動日はスキーが無い分、心底リラックスで雪景色を眺め、美味しい食事を楽しみ終始笑顔で過ごせたのんびりバカンスの一日でした。

でも明日からは…。

5度目のチュルス村でのスキーバカンス なので、例年通りな代わり映えの無いブログになってしまうとは思いますが、5年目の視線(?)であれこれ観察&楽しんで綴りたいと思っています。

という訳で、Winter Vacation 2018のスタートです。

 

☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
⇒ http://belleetbonne.blog.fc2.com/blog-entry-1766.html

 

 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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