【レピュブリック広場から 1】ジュエリーのルイーズ・ダマス。

特集

地下鉄のレピュブリック駅。ここを出発点にして、3人のパリジェンヌによる個性豊かなブティックを訪ねてみよう。

ルイーズ・ダマスがデザインするジュエリーを販売しているブティックは、アトリエ・クーロンヌ。店の奥に彼女の作業場がある。最新コレクションのHenriette(アンリエット)がとても可愛く、4人のパリジェンヌが出演するプロモーションムービーもチャーミングで評判が良い。

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アンリエット・コレクションのペンダント(75ユーロ)とクレオール(85ユーロ)をつけたルイーズ・ダマス(写真はプロモーションムービーより)。彼女の趣味は意外にもクライミング。天気が良い時はフォンテーヌブローへ、パリ市内ではジムでと、週2回ペースで楽しんでいる。

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文学愛好家のルイーズは、ジュエリーコレクションには常に小説のヒロインの名前をつける。アンリエットはモーパッサンの短編『野あそび』からだ。

「命名法にはふたつあるの。小説を読んでいて主人公からジュエリーのデザインをインスパイアされることがあって、それには当然のヒロインの名前をつけるでしょ。そしてもうひとつのケースは、日常生活の中から生まれたジュエリーのコレクションの場合。それには私が過去に読んだ小説の中から、ジュエリーのイメージに似合う主人公を探すの。アンリエットはこちらのケースね。普通、花のジュエリーって春や夏だけど、私はどうしても冬に花のジュエリーをつくりたかったの。『野あそび』は花のジュエリーに似合うし、それにアンリエットっておばあちゃんっぽくって……私、ヴィンテージな名前が好きなの。いま、私たちの世代でアンリエットっていう子はほとんどいないと思うわ」

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彼女のコレクションの中でも珍しくフォルムが大ぶりだ。アイテムも豊富で、とりわけイヤリング好きのルイーズはさまざまなタイプをデザインした。

ブランドのサイトで見ることができるアンリエット・コレクションのプロモーションビデオ。彼女の希望をもとに、自然に囲まれた場所でコクーニングのウィークエンドという設定で撮影されている。ジュエリーの世界に最も密接な存在であるルイーズ自身もモデルとして参加した。他の3名もプロのモデルではない。

「それが私の気に入ったのね。100%モデルというプロフィールの子には興味がないの。この3人とは私の友達、という感じがする。アリゼは弁護士を目指していて、ジュリーは歌手で、キロという愛称のリラは学生で頼めばモデルをするけど、という程度で……」

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アンリエット・コレクションのクレオールとブレスレット(70ユーロ)をつけたアリゼ・ガンベリーニ。「美と知性が共存している。アリゼのその点がすごく好きだわ」とルイーズ。

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アンリエットのリング(65ユーロ)をつけたジュリー・フルニエ。彼女のインスタグラムでは素晴らしい歌声が聴ける。「彼女は歌手なのよ。とてもシンプルな女性。彼女のブルーアイズは素晴らしいわ」

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アンリエットのダブルフラワーのイヤリング(95ユーロ)。「キロというのが愛称のリラはとっても綺麗。頼まれるとこうしてモデルを引き受けるけど、まだ学生なのよ」

年に2回、新作コレクションを発表し、その間にカプセルコレクションをクリエイトするルイーズ。今年のクリスマスのためには、ネックレス、ブレスレット、イヤリングの3点からなるカプセルコレクションGloria(グロリア)を用意した。アンリエットとともにブティックで販売中だ。

「これは女優のグロリア・スワンソンからとった名前。彼女の自伝を数年前に読んで、とても気に入ったの。きらきらグラマラスに輝くジュエリーで、グロリアという以外、呼びようがない。それで女優名ではあるけれど、私の読書の中の一冊ということで……」

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ルイーズとアリゼ。カプセルコレクションのグロリアはブレスレット60ユーロ、ネックレス80ユーロ、ペンダント・イヤリング60ユーロ。

Louise Damas/
Atelier Courrones

6, rue du Château d’Eau6
75010 Paris
営)11:00〜19:00
休)日・月(12月24、25日および12月31日、1月1日は営業)
www.louisedamas.fr

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photos:Charlotte Lapalus, réalisation:MARIKO OMURA

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