パリ、ホット・アドレス巡りで寒さを吹き飛ばそう!【2】

特集

プティ・プリソン/エピスリー・カフェ

プティといっても、なかなかの広さ。カフェというけれど、まるでビストロのような雰囲気。メゾン・プリソンの創設者デルフィーヌ・プリソンによるパリ3軒目のPetit Plisson(プティ・プリソン)は、エピスリー・カフェだ。こんな店が近所にあったなら!と彼女自身の夢を形にした店である。モントルグイユ通りに続くプティ・キャロ通り、クレープのブレッツ・カフェとパン屋のエリック・カイザーの間に11月にオープンした。ニル通りのビーン・トゥ・バーのチョコレート店、プラックからも近い。

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メゾン・プリソン同様、ブルーマリンがコードカラーだ。

店に入ると左側のケースに並んでいるのは、スープ、サンドウィッチ、サラダ、キッシュ、デザート、テイクアウト料理……。これらはテイクアウトもできるし、赤白格子のランチョンマットを敷いたテーブル席でイートインもできる。「自分に時間をかけられない人たちの面倒を見ましょう!」と、おいしいもの好きのデルフィーヌ・プリソンは上質の素材で味の良い軽食を提案する。テイクアウト料理は季節で内容が変わるが、いまならたとえばシャンピニオンのリゾット、ピューレとソーセージ、鶏とグラタン、そして週替わりの味としてブランケット・ドゥ・ヴォーが加わったりする。もちろんどれも味自慢の自家製だ。

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テイクアウト料理は9.9ユーロ〜。イートインの場合は温めてサービスされる。

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テーブル席でイートインする場合もテイクアウトと同じ価格というのが、デルフィーヌ・プリソンらしく太っ腹だ。

買いやすいサイズのチーズやソーセージなども販売。またメゾン・プリソン・ブランドの食材もパスタ、ソース、オイル、クッキーなど種々揃えられているのでお土産も見つけることができる。午前9時30分から営業しているので、買い出し前にまずはテラス席に座ってクロワッサンやパン・オ・レザン、それにカフェで一日をスタートしてみては? 夕方だったら、グラスワイン。ああ、近所にこんな店が欲しい!という思いが募ってくる。

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メゾン・プリソン印のお土産を!

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Coutumeのカフェは2ユーロ〜。ヴィエノワズリーはマルシェ・サントノレ店から届く。

Petit Plisson
14, rue des Petits Carreaux 75002 Paris
営)9時30分〜21時(月~水) 9時30分~22時30分(木~土) 9時30分~20時(日)
無休
www.lamaisonplisson.com

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ル・バザール・フランセ/メイド・イン・フランスのコンセプトストア

シテ島のル・セルジャン・ルクルトゥール、6区のカンソー。手がけるレストランが常においしさで話題となるシェフのアントナン・ボネが、29番地の精肉店La Boucherie Grégoireのオーナーとなったのが最近グルメ界の話題だった。その同じ通りに新しく開店したのが、オンラインショップとして3年前にスタートしたLe Bazar Français(ル・バザール・フランセ)の初のブティックである。その名が物語るようにモード、ジュエリー、インテリア、デザイン、キッズ……さまざまなジャンルのフランス産の品をバザール的に集めたコンセプトストアだ。

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通りに面した明るく、ゆったりした空間。時間をかけて初めてのブランドを吟味しよう。

ル・バザール・フランセの産みの親は、ジャーナリストから転身したジュリエット・ダンカンである。彼女はフランス国内から環境をリスペクトし、かつ個性的なもの作りをするクリエイターやアルチザンたち約50ブランドを選び出し、75㎡の明るい店内で販売している。Barons Papillomのスニーカー、Anne Thomasのカフ・ブレスレット、Bonne Maisonのカラフルでグラフィカルなソックス、Meilleur Amiのスカーフ……なかなか接することのできないフランスの美しい品と出合う喜びが待っている。

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マリー・アントワネットがモチーフのスニーカー(Barons Papillom)は395ユーロ。

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ジュエリーは30ユーロ台から豊富な品揃えだ。写真のカフ・ブレス(Anne Thomas)は110ユーロ。

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文具、トルション、ブラシ、カフェオレボウル、Duralexのグラスなど、これぞメイド・イン・フランスといった小物も多数。

Le Bazar Français
24, rue de l’Abbé Grégoire 75006 Paris
営)11時~19時(火~土) 14時~19時(月)
休)日
www.lebazarfrancais.com

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リベルティーノ/ビッグ・ママの最新イタリアン

ピンク・ママ、フェリシータ……ビッグ・ママのチームが仕掛けるイタリアン・トラットリアはどれもオープンと同時に行列のできる店となる。彼らが手がけるパリで8軒目のLibertino(リベルティーノ)がパラディ通りに12月初旬にオープンした。最近ちょっと動きが鈍っていた10区のボボ地区だが、これで大きな活が入れられた感じだ。

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このクラシックな入口の奥に広がるのは、驚くほどキッチュな世界。photo:Jérome Gaillard

かつては靴の製造アトリエだったという場所は、ステュディオ・キキが手がけたインテリアで大変身。“キッチュ・クラブ”と形容される内装は、トスカーナ地方の旧家の台所に紛れ込んだような入口から始まり、雰囲気異なるコーナーが次々と続く。地下は70年代のサイケ&エロティックな雰囲気だ。店内のあちこちを飾るのはイタリア国内のブロカントやヴィッド・グルニエで掘り出した家具やオブジェで、これらを眺めるだけでも楽しい。

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合計220席のレストラン。

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こちらは、こってりと官能的なスペース。photo:Jérome Gaillard

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カクテルを楽しむ地下のバー。サイケなカーペット、そして2分30秒で一回転するバーのラウンド・カウンターに目がくらみそう!photo:Jérome Gaillard

料理についてはいまさら語るまでもないだろう。ビッグ・ママのトラットリアは味のよさも人気の秘密なのだから。イタリアから週2回直送される食材を使用し、イタリアのさまざまな地方の料理がメニューを賑わしている。シェフのフィリッポ・ディ・ジュゼッペはローマ出身ということから、ビッグ・ママのほかの7軒と違って、リベルティーノのピザはローマ風。あくまでも薄く、かりかりとした直径36cmのピザである。

陽気で愉快な空気が満たす店内。シェアできる料理がいろいろあるので、大勢で行くほど食事の楽しみは広がる。リベルティーノのカラフルな気分を存分に味わって!

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前菜は7ユーロ〜。メインにはフローレンス風ビステッカ、イカのアラビアータなど。photo:Ava Du Paro

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パスタは5種類。オープン・ラザニア(15ユーロ)が珍しい。photo:Ava Du Paro

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ピザは6種。マルゲリータ(13ユーロ)〜。photo:Ava Du Paro

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デザートはシェフパティシエのシャルロットが担当。リベルティーノのアフォガートは熱いカフェにミニ・マグナム・バー・アイスを浸すタイプだ。photo:Jérome Gaillard

Libertino
44, rue de Paradis 75010 Paris
営)12時〜14時30分、18時45分~22時45分(月~木) 12時~14時30分、18時45分~23時(金) 12時~15時15分、18時45分~23時(土) 12時~15時15分、18時45分~22時45分(日)
無休
tel:01 42 63 92 87 (レストランの一部は予約可能)

réalisation:MARIKO OMURA

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