目で味わって! パリ、今年のノエルのスイーツあれこれ。

特集

2020年のノエルは例年どおり故郷に帰って家族一緒に祝えるのだろうか。フランス中で皆の気になるところである。10月30日から始まった外出制限措置が12月1日に解除されるのか、延期されるのか……。こんな毎日ながら、パティスリーの世界ではいつものように創意工夫を凝らした個性的なビュッシュ・ド・ノエルやスイーツが、クリスマスシーズンに向けて発表されている。口の中に広がる幸せを想像して、目で味わってみよう。

Yann Couvreur(ヤン・クヴルー)

イースターにも登場するように、パティシエのヤン・クヴルーのマスコットはキツネである。今年のビュッシュは、冬は体毛が真っ白になるアイスランドに生息する北極ギツネ(イザティス)。お味はバニラキャラメル、メープルシロップ、ピーカンナッツのプラリネ……。ディナーの最後に、さあ、ナイフでカットできるだろうか?

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6名用90ユーロ。パリ市内のブティックで購入、あるいはクリック&コレクトのピックアップ。137, avenue Parmentier 75010 / 23bis, rue des Rosiers 75004 / Galeries Lafayette Gourmet  www.yanncouvreur.com

Benoît Castel(ブノワ・カステル)

フォルムは薪の形、クリスマスの雪を思わせる白い色のビュッシュ。とてもクラシック……だけど、なんと一つ目小僧のようなデコレーションである 。ギリシャ神話の一つ目巨人のキュクロープスだ。ブノワ・カステルは伝統を守りながら、見た目も楽しいスイーツを提案する。クリスマスビスケットは、もみの木のツリー、サンタクロース、スノーボールなど誰の目にもクリスマスを連想させる子どもの頃からおなじみのモチーフ。お味はシナモン、チョコレート、ドライフルーツ……。ティータイムのおともにぴったりのビスケット、ひとりで楽しむだけでなく、贈って喜ばれては?

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左から、ビュッシュ6〜8名用50ユーロ、サブレ1枚2.5ユーロ。ブティックにて販売。72 , rue Jean-Pierre Timbaud 75011 / 150, rue de Ménilmontant 75020 / 11, rue Sorbier 75020
photo:Vincent Lappartient(左)

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Ladurée × Jean-François Piège(ラデュレ × ジャン=フランソワ・ピエージュ)

ラデュレはスターシェフのジャン=フランソワ・ピエージュとコラボレーションした。彼は自身のガストロノミーレストランであるLe Grand Restaurantの名作デザートであるブラマンジェの味わいにインスパイアを得たビュッシュをクリエイト。口の中でバニラとキャラメルのハーモニーが軽やかに躍る!

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左から、6〜8名用68ユーロ、ミニサイズ9.50ユーロ。販売は12月22〜25日、www.laduree.frとブティックにて販売。16, rue Royale 75008 / 75, avenue des Champs-Élysées 75008 / 21, rue Bonaparte 75006

Angelina(アンジェリーナ)

アンジェリーナといえばモンブラン、モンブランといえばアンジェリーナだけど、ノエルは気分を変えてエキゾティックフルーツのビュッシュを。甘酸っぱい色の外観は見ているだけで、口の中がフルーツで満たされそうになる。

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6〜8名用65ユーロ、1名用8.5ユーロ。226, rue de Rivoli 75001 

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La Grande Épicerie de Paris(ラ・グランド・エピスリー・ド・パリ)

食卓に登場するや、ノエル気分がさらに高揚するクリスマスツリーがのったパティスリー。ボン・マルシェの食料品館ラ・グランド・エピスリーのビュッシュは、その名も“森の王様(Rois des Forêts)”だ。ブラックの王様はヘーゼルナッツチョコレート、白い王様はアーモンド・ライム味。おいしいツリーは2つ並べて眺め、2つそれぞれ味わいたい。

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どちらも8〜10名用67ユーロ、1名用7.90ユーロ。38, rue de Sèvres 75007

La Scène(ラ・セーヌ)

今年、初めてノエルを迎える8区のガストロノミーレストラン、ラ・セーヌ。スターシェフのステファニー・ル・ケレックとパティシエのピエール・シラックのコラボレーションから生まれたのは、レストランのドーム風の天井にインスパイアされたビュッシュ“Scène de noël(セーヌ・ドゥ・ノエル)”だ。レストランで人気のデザートと同様にタヒチとマダガスカルのバニラ、アーモンドプラリネを用い、ラインはキャラメルで飾られている。自宅でレストランの味と空間の贅沢を!

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6〜8名用120ユーロ。要電話予約(tel:+33-1-42-65-05-61)、クリック&コレクト。32, avenue Matignon 75008  www.la-scene.paris 
photo : Stéphane Riss

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Maison Aleph(メゾン・アレフ)

シリア人シェフパティシエのミリアム・サベはパリっ子たちのノエルにルヴァンタン・テイストのビュッシュを用意した。グラフィックなデザインで見た目も美しい。オレンジ色が目印のセドラ・アーモンド、茶色が目印のヘーゼルナッツ・セザムに加え、今年は緑色が目印のピスタチオが仲間入りだ。 オレンジフラワーウォーターに浸したピスタチオのビスキュイ、ピスタチオのプラリネ、ピスタチオキャラメルが作り上げるピスタチオ・オン・パレードのビュッシュである。味がよいことで知られるイランのピスタチオを使用。

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ピスタチオ・ビュッシェ 6〜8名用49ユーロ、1名用8.5ユーロ。セドラ・アーモンドのビュッシュとヘーゼルナッツ・セザムのビュッシュ ともに6〜8名用45ユーロ、1名用7.5ユーロ、12月1日〜31日の販売。20, rue dela Verrerie 75004  www.maisonaleph.com

Hotel Prince de Galle(オテル・プリンス・ドゥ・ガル)

わあ可愛い!!というビュッシュとは一線を画すのが、ホテルのプリンス・ドゥ・ガルのビュッシュだ。とても渋い。燃え残りの薪を意味する「Tison(ティゾン)」と名付けられている。火が消える直前に薪の中で小さく燃える炎を感じさせる金箔のデコレーションがシック! 大人だけのノエルに。

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6名用75ユーロ。要予約(tel:+33-1-53-23-77-77)。33, avenue George V  75008
photo : Emilie Guelpa

Carrefour(カルフール)

スーパーマーケットだって今年は頑張っている。カルフールではクラシックな薪形のビュッシュに加え、ユニークな冷たいビュッシュも。ビロードの雪のようなホワイトチョコレートに覆われたイグルー。中はバニラと塩キャラメルバター味のクレームグラッセだ。

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6〜7名用7.99ユーロ。11月30日から全国のカルフールで販売が始まる。

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réalisation : MARIKO OMURA

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