ヴァン クリーフ&アーペルの新作はロミオとジュリエット。

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ヴァンドーム広場の由緒ある建物内にイタリアのヴェローナの街が再現され、そこでヴァン クリーフ&アーペルの新しいハイジュエリーコレクションが7月に発表された。テーマは「ロミオとジュリエット」。メゾンにとって文学は大いなるインスピレーション源のひとつで、過去にはシェイクスピアの作品『真夏の夜の夢』をテーマにしたこともある。今回はメゾンが数年前からサポートしている振付け家バンジャマン・ミルピエが、バレエ『ロミオとジュリエット』を創作するということに触発されてのこと。そして、100点を超える壮麗なコレクションが誕生した。

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ハイジュエリーコレクション「ロミオとジュリエット」の発表会場。

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コレクション中、最も具象的なジュエリーがこの2種のクリップ。ロミオが差し出すのはモーヴサファイアのブーケで、ふたりの未来の結婚と両家の和解を象徴している。

ロミオとジュリエットの愛、 ヴェローナの庭や噴水、ルネッサンス期の装飾や衣装といった要素にインスパイアされたデザインの数々。メゾンが誇る卓越した職人技が完成させる見事な立体感、繊細なセッティングが織りなすジュエリーのどれもが、悲しくも美しい愛の物語を語りかけてくる。愛のジュエラーと形容されるヴァン クリーフ&アーペルの歴史に、新たな物語が綴られたのだ。

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ダイヤモンドのバルコニーにエメラルドとツァボライトガーネットのツタが垂れ下がり……愛を誓うふたりがクリップの裏側に隠されている。

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クリップのナイト オア デイ。愛を誓ったふたりは一転して悲痛な時間を迎える。ヒバリが鳴いて朝を告げる前に、ロミオはヴェローナを出て行かねばらない。あの鳥の声は夜に啼くナイチンゲールかヒバリなのか……。

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取り外し可能なペンダント付きネックレスのレティセラ。ドレスの襟元を飾る繊細なレースを表現している。カットの異なるダイヤモンドによる中央のモチーフは、宮廷の女性達のベストに留めつけられていたブローチがイメージ。ペアシェイプのダイヤモンドペンダントは取り外して、イヤリングとして着けることができる。

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水滴のように輝くブリオレットカットのエメラルドが揺れる、優美で愛らしいイヤリング、バッド オブ ラブ。ルネッサンス期の女性達が黒のベルベットのリボンに、細長いペンダントを下げていたことにインスパイアされたデザイン。ブラックスピネルのリボンだけで着けることができる。

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レースに黒いリボンを通したような、洗練されたブレスレット。

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ローズゴールドに立体的な彫刻を施したクリップ、グレナータ。茎の先でダイヤモンドが輝いている。ルネッサンス期、結婚の際に繁栄のシンボルとして贈られた果実がザクロ。「ロミオとジュリエット」では夜明け前に街を出なければならないロミオを、ザクロの木で啼くのは夜の鳥ナイチンゲールと言って、ジュリエットが引きとめるシーンがある。

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クッションカットのエメラルドとサファイアの三輪の花が向かい合って調和するフローラ。アントレ レ ドア リングはメゾンが1970年代に提案した新しいジュエリーの装い方だ。

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鏡を意味する指輪、スペッキオ。ルネッサンス期の女性のドレスを飾るリボンを、ダイヤを飾ったイエローゴールドが描く。中央に5.44カラットのダイヤモンドを配した、独立したホワイトゴールドのリングとしても着けられる。

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このコレクションはカラーパレットにもストーリーがこめられていて、メインとなるのは青と赤。赤はジュリエットのキャピュレット家の紋章を特徴付ける色、青はロミオのモンタギュー家の紋章を特徴付ける色だ。そして、このふたつの融合から生まれるモーヴはロミオとジュリエットの永遠の愛を表している。ふたりの心に宿る希望の色を映すのが、エメラルドのグリーンである。

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ネックレスのヴェローナ。澄み切ったビルマ産のエメラルドカットのサファイア(23.86カラット)はクリップとして着けられる。またネックレスもロング、ショート、さらにブレスレットとしてと、ヴェローナは合計4通りの装いが楽しめる。

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ルビーの赤とダイヤモンドの輝きが見事な指輪のフィルトロ ダモーレ。ルビーを並べたリボンが絡み合い、ロミオとジュリエットの運命の結びつきを象徴している。

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コロンビア産のエメラルドを3石(14.17カラット、13.17カラット、11.9カラット)並べたブレスレットのラヴァーズ パス。困難に立ち向かうふたりの希望に満ちた姿勢を象徴している。

ヴェローナの街を舞台に繰り広げられた愛のドラマへと、入ってくる人々を誘った会場について、少し説明しよう。ハイジュエリー「ロミオとジュリエット」コレクションについて、ヴァン クリーフ&アーペルはバンジャマン・ミルピエとの対話からヒントを得て、そして建築家で漫画家のロレンツォ・マトッティとコラボレーションを行ったのだ。彼が絵で表現したのは、若いふたりがバルコニーで愛を確認するシーン、夜明けの悲痛な別れ、といったシェイクスピアが書いた戯曲の中の核心となる場面である。ジュエリーコレクション同様に、赤と青が力強く印象的なドローイングで、そこに夜の闇を照らす光として黄色をプラス。広い発表会場の壁をこれらが覆い、ジュエリーの魅力をよりドラマティックに盛り上げる効果的空間をつくりあげたのだ。

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ヴェローナにトリップさせるロレンツォ・マトッティのドローイングは、ジュエリーコレクションの魅力的な宝石箱のよう。

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会場ではL.A. ダンス プロジェクトによるバレエ『ロミオとジュリエット』のリハーサル映像も。

●問い合わせ先:
ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク
0120-10-1906(フリーダイヤル)

 

réalisation:MARIKO OMURA

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