北駅前、アールデコが魅力のテルミニュス・ノールへ。

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「こんなにフランスらしい場所って久ぶりだなあ……!」。ブラッスリーのTerminus Nord(テルミニュス・ノール)に入るや、男性客の口を突いてこんな言葉が。1925年から北駅の向かいで営業を続けているテルミニュス・ノールが、最近リニューアルオープンした。床のモザイクタイル、丸いぼんぼり照明、ミラー貼りの柱……創業当時のアールデコ・スタイルのアイデンティティを保全しつつ、いまの時代に蘇らせたのは英国人デコレーターのジョン・ウィーランだ。オリエント・エクスプレスからのインスピレーションで、黒と白のシックな外装に。いかにもフランス!という雰囲気に満ちたブラッスリーとなった。

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北駅を出ると、目の前にテルミニュス・ノールが。photo:Bernadetta Chiala

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イニシャルTNを掲げた見事なバーカウンター。photo:Bernadetta Chiala

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1925年創業時代からのチャーミングなモザイクタイルが床を覆っている。

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白いクロスにナプキンがエレガント。でも、大きなトランクをがらがら引いて、気兼ねなく人々が入って来られる駅前食堂なのだ。photo:Bernadetta Chiala

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味に期待のできない駅前レストランでしょ!と、高をくくらないで。テルミニュス・ノールは手頃な価格でおいしい料理にありつけるという貴重な店である。昔ながらのブラッスリーの制服姿のボーイたちによるサービスも、気が利いている。メニューにはクラシックなフランス料理がずらり。ブラッスリーだから 昼から閉店までいつでもまともな食事がとれるし、また小腹を満たすことも。早朝から営業しているので、朝列車に乗る前に、あるいは朝パリに到着したら、ここでカフェとクロワッサンというのもいいだろう。

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「ムニュ・テルミニュス・ノール」(祝日と祝日の前日を除く)は、前菜+メインまたはメイン+デザートで22.50ユーロ。前菜+メイン+デザートで29.50ユーロ。写真はある日のメニューから。前菜がシーザーサラダ、メインは鱈のブランダッドのグリーンサラダ添え、デザートはイル・フロッタント。セレクションは各3〜4品あるうえ、味もボリュームも満足度は高い。

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オニオン・グラタン・スープ(8.50ユーロ)、エスカルゴ(6個/11ユーロ、12個/19ユーロ)、スープ・ド・ポワソン、フォアグラといったブラッスリーらしい前菜ばかり。photos:Bernadetta Chiala

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メインのフライドポテトを添えたムールのシャブリ蒸し(15.90ユーロ)。photo:Bernadetta Chiala

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プロフィットロール(写真/12.50ユーロ)、クレープシュゼット、パンペルデュといった伝統的なブラッスリーのデザートが味わえる。photo:Bernadetta Chiala

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これからの寒い季節はシュークルートもさることながら、ブラッスリー定番の牡蠣の盛り合わせや海の幸の盛り合わせが捨てがたい。北駅はその名が示すように北方面とパリを結ぶ列車の発着駅である。これ以上ないほどパリ的な内装のブラッスリーで、北方から届く海の幸に舌鼓。お供は冷えた白ワインにしようか、シャンパンにしようか……。

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ブラッスリーの前の牡蠣剥きは冬の風物詩。photo:Bernadetta Chiala

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海の幸の盛り合わせは44ユーロ〜。牡蠣、エビなど単品でもオーダーできる。photo:Bernadetta Chiala

Terminus Nord
23, rue de Dunkerque
75010 Paris
営)6時45分(日 7時30分)〜24時(23時)
tel:01 42 85 05 15
www.terminusnord.com/ja

réalisation:MARIKO OMURA

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