いぬパリ

いぬフレンドリーな街、南アフリカ・ケープタウンから

いぬパリ

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「ボンジュールマダム、ようこそサロンいぬパリへ。さあ、どうぞ中へお入りください。アントレ」と言っているわけではありません。こんにちは、吉田パンダです。今週のちょっといいモノシリーズから。2017年5月のフィガロで掲載されたホテル・ムーリスのサロン・ド・テ「Dali」。誌面でもご紹介したシェフパティシエのセドリック・グロレの路面店が、今年の3月にパリ1区にできていました(9月まで知らなかった)。

2017年5月の記事を元にした、web記事はこちら

セドリック・グロレ路面店はこちら

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2017年当時、いくつかのパティスリーを誌面でご紹介したわけですが、いちばん鮮烈に印象に残っていたのがセドリック・グロレ氏の作品(と言いたくなる)でした。この時ご本人はいませんでしたが、美しい宝石は健在。

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店内には一度に3組しか入れないので、外には行列ができることに。常に見られている緊張感が、パティシエさんたちをイケメンにしているんでしょうか。自分もここでアルバイトすれば、、(←残念、バイトしても無理)。

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季節によって並ぶパティスリーは違います。左からふたつ、フランボワーズのタルトとイチジクを象ったものを購入。箱が大理石風で高級感マシマシです。イチジクは17ユーロ=約2000円。高い!高いよね。2000円あれば、日本ではちょっとしたお昼が余裕で食べられる値段ですから。しかーし、パリに来たら一度は食べるべき。常々、フランス料理とは「官能」の一言に集約されるというのが持論ですが、このパティスリーにはそれがあります。官能です、はい。百聞は一食に如かず。一瞬の時間かも知れませんが、貴方の魂が1段階高いステージへと達します(←誰??)。

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さて、場面は変わって1段階高いステージならぬ、南アフリカはケープタウンです。突然ですが、今回から「再び」いぬパリは世界進出しました。番外編にも楽しくお付き合いください。コーヒーショップの撮影でケープタウンを訪ねたのですが、アフリカ=大自然しかイメージがなかったワタシ、お詫びいたします。南アフリカはアフリカ諸国で唯一G20に参加しているほどの経済大国。あまりに都会でオラ驚いたよ、ほんと。

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チョコレートカフェの前にて。アフリカに来るといつもいろいろな発見があるのですが、今回の発見を一言で言ってしまうと「すべての起源はアフリカ(再確認)」でした。

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山に囲まれるケープタウン。海辺は家族連れも歩き、ジョギング、サイクリングする人も見かける平和な都市風景でしたが、エリアによっては治安が悪いのでお気をつけください。パリに戻ってきてから治安情報をWikiで見てビビりました(←遅いから)。

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そんなケープタウンの海辺、シーポイントというエリアでピックアップトラックに乗せられた黒犬と出会いました。飼い主のマーティンさんは南アフリカ生まれで投資家。

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犬種はラブラドール+プードルで「ラブラドゥードゥル」と言っていました。スタンダードプードルとの組み合わせだとは思いますが、ウチの黒プーの面影はないな、、。いつも荷台で移動しているそうです。なんだかイメージはアメリカ西海岸(行ったことありません)。

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ちなみにケープタウンはドッグフレンドリーな街。カフェにも必ず犬がいました。

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カフェで出会ったリッジバック(犬種)。「元々はライオンを狩るのにも使われた犬だけど、いまは一緒に暮している犬とご飯争いで戦うのが精一杯なのよ」とは飼い主さん。情けな可愛いんです。

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ビーチで出会ったココちゃん。ダックスフンド、4カ月。

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「好きな食べ物はアイスよ」

いや、ダメだから。食べ過ぎには気をつけてね。
ドッグフレンドリーで人類発祥の地、南アフリカからお届けしました。次回は再びパリからの予定です。どうぞお楽しみに。

吉田パンダ

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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