いぬパリ

パリ1区、パレロワイヤルの忠実な番犬

いぬパリ

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こんにちは、吉田パンダです。中学生の時に「どんな大人になりたいか」を友人と話していて、その時に「まあ、あれだな、やっぱいい男だろ」という結論が出ました←なんだそれ。それからだいぶ経って年齢だけは十分大人になったわけですが、あの時話していた「いい男」にはまだなれていない気がします。パンダさんがんばって←いやだから、「いい男」ってなに。

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さて、冬のパレ・ロワイヤル広場。白黒ストライプの円柱が並ぶダニエル・ビュランのインスタレーションは、いつでもフォトジェニックです。現代アートには「こうでなくてはいけない」という世界の見方を、鮮やかに超えていくような自由さがあっていいですね。アートとは、すなわち羽です(吉田パンダ調べ)。

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広場の片隅にも陰影アート。

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そんな芸術香るパリ1区にて、お散歩中の柴犬と出会いました。いまやフランスでもよく見かける犬種になった柴犬。すっかりポピュラーです。

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モード業界で働くふたりに飼われている、凛々しいナラちゃん。柴犬らしく、飼い主に忠実で知らない人にはあまり馴れません。

「ナラちゃん〜、パンダおじさんがナデナデしようか」と声をかければ、、

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「ガルルッ!!パンダは消えなっ!!」

で、飼い主さんが「Nara!」と呼ぶと、、、

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「えへ、なんでしゅか?」

で、もう一度こちらが「ナラちゃーん、ヨシヨシしますよー?」と呼びかけると、、

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「貴様は地獄へ落ちろ!!」

猫飼い始めたからかな、、。神通力がなくなってきたようです。

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「あたし、ちゃんとできたから!」とドヤ顔ナラちゃん。残念ですが撫でるのはいつかまた、もう少しいい男になってからですね。

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パリ市民の憩いの場、パレロワイヤルからお届けしました。次回もどうぞお楽しみに。

吉田パンダ

写真家。長年住んだパリを離れ、現在フランスはノルマンディー地方にて、犬猫ハリネズミと暮らしている。庭づくりは挫折中。木漏れ日とワインが好きで夢想家、趣味はピアノ。著書に『いぬパリ』(CCCメディアハウス刊)がある。instagramは@taisukeyoshida

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