Parisienne file.vol.22 シリエル・ルブルトン/スタイリスト、女優、モデル

パリジェンヌが黒を着る訳。

パリジェンヌファイル

パリジェンヌといえば、黒のイメージ。
シックな色。洗練された色。ミステリアスな色。
いろいろな意味合いを含む黒の装いは、パリジェンヌのアリュールを作るのに、欠かせない大切な色です。
彼女たちが黒を纏えば、たちまち背筋がピンとのびて、佇まいまで違ってきます。

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シリエルが黒を着る理由は、強さの中に感じるフェミニンさがあるから。
ほどよくセクシーに見えて、でも芯は凛としている。
そんな女性像が彼女の理想です。
セクシーなバックコンシャスのデザインや、同じブラックでも素材違いでニュアンスを作るものなど、いろいろなブラックスタイルを楽しんでいます。

ほどよくセクシー、パリジェンヌの黒コーデ術。

【カッティングが際立つ、コンビネゾン】
シンプルなカットで強調されたショルダーラインと、柔らかなフレアボトムのコントラストがポイントのコンビネゾンは、&アザーストーリーズのもの。ベルトでウエストマークしたり、ジャケットを羽織れば、夜のパーティでも活躍する一点です。

【バックコンシャスなプリーツをアクセントに】
前から見るとシンプルなVネックだけど、振り返った途端、はっとさせられるバックコンシャスなデザインが魅力。プリーツのトップに合わせて、ボトムもベロア素材のプリーツをチョイス。

【レザージャケットとパンツで作るハンサムスタイル】
真夏でも夜は羽織ものが必要で、湿気のないパリだからこそ、レザーアイテムはオールシーズンで活躍する便利アイテム。ヴィンテージショップで購入した80’s風のジャケットには、&アザーストーリーズのパンツでハンサムなコーディネートに。

【ルーズな着こなしで粋にまとめるシンプルコーデ】
さらりと肌触りのいいコットンシャツは、少しオーバーサイズを選んで衿もとや長いショルダーでルーズに着こなすのがシリエル流。ボトムはペンシルシルエットのレザースカートでシンプルに。

Cyrielle Lebreton/シリエル・ルブルトン
スタイリスト、女優、モデル
パリうまれの28歳。大学で文学を専攻した後、演劇コースに進み、舞台を中心に女優、またモデルとして活躍。2年前からスタイリストも兼業し、フランス大手百貨店や、グランメゾンの広告も手掛けている。

photos:MANABU MATSUNAGA, réalisation:HIROKO SUZUKI

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