Parisienne file.vol.25 ルシル・クレジュリー/コンセプトショップ オーナー
ひとさじのフェミニンテイストが作る、パリジェンヌのエスプリ。
パリジェンヌファイル
普段は大型バイクで颯爽とパリの街を移動し、仕事でもプライベートでも100%パンツスタイルというハンサムレディのルシル。ときにはフェミニンで可愛らしいテイストもところどころにミックスさせて、コントラストを楽しみます。いつも身に着けている重ね付けリングやネックレスで、メンズタッチのスタイリングに華を添えたり、インテリアにスイートなデコレーションをプラスしたり。今回はルシルのオリジナルアイデアを紹介してもらいました。
去年引っ越したこのアパルトマンは、前回のパリジェンヌファイルに登場した建築家のサラ・ジョーダンに内装を依頼。白を基調に天井の梁やフローリングを生かしながら、大きな窓から一日中光りが差し込む明るい室内が自慢です。「オールドスクールスタイルの花柄モチーフやパニエなどが昔から大好き。アンティークのティーセットを飾ったキッチンスペースや、小さなパニエをディスプレイして楽しんでいます」
ディティールにフェミニンな要素を取り入れて甘くなりすぎない大人スイートが魅力です。
大人の甘さの取り入れ方。
Lucile Clergere/ルシル・クレジュリー
パリ15区生まれ。リセを卒業後、3年間ロンドンに留学。セント・セントラル・マーティンでファッションを学ぶ。帰国後、ファッション展示会のプルミエール・クラスでオーガナイザーとして活躍。現在は、15人の若い世代のクリエーターの作品を紹介する、ファッションと音楽をミックスしたコンセプトストアを2018年秋にオープンするため準備中。
パリ15区生まれ。リセを卒業後、3年間ロンドンに留学。セント・セントラル・マーティンでファッションを学ぶ。帰国後、ファッション展示会のプルミエール・クラスでオーガナイザーとして活躍。現在は、15人の若い世代のクリエーターの作品を紹介する、ファッションと音楽をミックスしたコンセプトストアを2018年秋にオープンするため準備中。
photos : SHIRO MURAMATSU, réalisation : HIROKO SUZUKI