Parisienne file.vol.37 アデル・ジェサ/PR
パリジェンヌ、フェミニンな秋の装い。
パリジェンヌファイル
自分らしいファッションを楽しむパリジェンヌを紹介する連載、今回はこの秋からPRの仕事を始めるアデルを3回に分けてご紹介。
イタリアとフランスの血を引くアデルは、ベーシックなフレンチタッチとイタリア風グラムールな雰囲気をミックスするのが得意。ジーンズにスニーカーを合わせたシンプルなコーディネートや、ショートパンツとハイヒールでフェミニンさを演出するなど、その日の気分やTPOでさまざまな女性像を楽しんでいるそう。
「この秋は色がキーポイント。オールブラックやモノトーンでシャープなカラーリングの時には、旬のアクセサリーや口紅で華を添えてどこかに優しいアクセントをプラスするの。思い切りロマンティックな花柄トップには、スタッズ飾りのベージュピンクのシューズで甘さを控え、メリハリをつけたニュアンスあるスタイルでおしゃれを楽しむ予定よ」
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レディライクな、秋スタイル。
エレガントに揺れるフレアースリーブのブラウスは今年の春に購入したクロエ。マージュのショートパンツでカジュアル感を添えつつ、足元はジミー チュウでフェミニンに決めて。
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ふわふわのカシミアモヘアがお気に入りのニットと、マージュのシガレットパンツを合わせたシンプルな着こなし。仕上げにルイ・ヴィトンのストールを羽織ってクラス感のあるスタイルが完成。
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「この秋の気分はローズピンク。IRO(イロ)のブラウスはひと目惚れして購入」。ザラのデニムと合わせたシンプルなスタイルにヴァレンティノのスタッズ付きパンプスで、グラムールな印象に。
イタリア人の父とフランス人の母を持ち、ストラスブール出身で1996年生まれの23歳。19歳でニースのEDHECというビジネススクールに入学。21歳からパリでの生活をはじめ、オートクチュール協会でプレスのアシスタントに。今秋からグランメゾンのPRをスタート。
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako
photos:AYUMI SHINO, réalisation : HIROKO SUZUKI