Parisienne file vol. 52 ジュディット・ランギュロー/経営者

サステイナブルに暮らす、パリジェンヌの大切なもの。

パリジェンヌファイル

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今月は、バッグブランドを経営するジュディット・ランギュローが登場。最終回はサステイナブルライフをチェック!

第1回:パリジェンヌが選ぶ、マイ定番シャツ。
第2回:パリジェンヌの愛用する、メゾンのバッグは?

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リセの頃から友人たちとの何気ない会話の中で地球環境やサステイナブルというテーマについて話していたと言うジュディット。特別なことではないけれど、一人ひとりのささやかなアクションが地球に優しい環境を作るのだと感じているそう。最近では当たり前になってきたけれど、買い物に行く時はショッピングバッグを持参する、ペットボトルのミネラルウォーターは買わないなど、自分にできる小さなことから生活を見直したのがきっかけ。
「フランス人は物を大切にします。家族から代々受け継ぐものだったり、蚤の市であえて新品ではなく古いものを買うとか。だからここ数年の流行としてではなく、もっと昔から自然と“サステイナブルな意識”がライフスタイルに根付いているんだと思います」

身の回りを彩る、おしゃれでサステイナブルな小物たち。

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グリーンのジャケットは祖父が愛用していたもの。オーバーサイズのジャケットにTシャツとデニムでメンズ風な着こなしに。何度でも洗えるランバンのコットンマスクを不織布マスクとダブルで愛用している。

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洗礼式に贈られたメダイユのネックレスや祖母から贈られたバラモチーフと写真が入れられるロケットネックレス。亀のブローチはママからと、ゴールドのジュエリーは代々受け継がれてきたものを愛用中。

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数カ月前に引っ越してきたばかりで、インテリアはこれからゆっくりと探していく予定。まずは、作り付けの本棚に飾ったガラスのカラフやモロッコのうつわ、エマウスやブロカントで見つけたドライフラワーなど、古いものを飾ってお気に入りのコーナーが完成したところ。

Judith Langureau
1998年生まれ。マスタードで有名なフランス中東部の街、ディジョン育ち。11年前に家族でパリに引っ越してきた。パリのビジネススクールESSCAでインターナショナルビジネスを専攻。ランバンでインターンシップを経験後、2020年に友人と共同でバッグブランド「Kesale Kasua」をスタート。パプアニューギニアの女性がハンドメイドで編む天然素材のパニエを中心としたコレクションを展開。アトリエで働く現地女性の経済的支援活動にも貢献している。
@judithlanguereau
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photos : MARI SHIMMURA, réalisation : HIROKO SUZUKI

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