人気サッカー選手、マーカス・ラッシュフォード MBEとの取り組み。バーバリーが子どもたちのリテラシー向上を支援。

Burberry 2021.12.09

取り組みを記念して、子どもたちが参加したキャンペーンビジュアルを公開。

イギリスを代表する世界的サッカー選手であり、若者の支援者としても活動するマーカス・ラッシュフォード MBEと、昨年パートナーシップを組み、子どもたちが夢をもち、想像力を駆使して可能性を広げ飛躍することをサポートするためのプロジェクトを実施したバーバリー。

今年も引き続きマーカス・ラッシュフォード MBEとパートナーシップを組み、恵まれない子どもたちの読み書きの能力向上をサポートする各国の団体を支援することを発表した。

マーカス・ラッシュフォード MBE（後列中央）とキャンペーンビジュアルに参加した子どもたち。
© Courtesy of Burberry/ Campbell Addy

サポートの内容としては、学校図書館の改善や本の寄贈など。子どもたちが安全な環境で充実したリソースを利用し、将来性を高められるよう経済的な支援を行う。イギリス国内のほかアメリカやアジアの団体にも支援し、新しい図書館の設立や十分にサービスを受けられていないコミュニティへの本の提供をサポート。グローバルな取り組みを展開する。

「現在、非常に多くの子どもたちが本と触れ合うことができない環境にあります。その多くは経済的理由からです。彼らを元気付け、日々直面している困難の先にある未来を夢見させてくれるものが必要です。そんな子どもたちには、何よりも読書をして空想することが必要ですし、本との関わりが生まれ育った場所によって制限されるべきではありません。パンデミックを乗り越えたいま、子どもたちが訪れて息抜きができる安全な場所が必要なのです」と語るマーカス。

「今回達成できたことをとても誇りに思いますし、子どもたちが将来、今回支援した場所からの恩恵を感じられる日が来ることを望んでいます。このプロジェクトはとても意義のあることで、恵まれない子どもたちにチャンスを与え、よりよい生活をもたらすための取り組みの一環として、私を支持してくれたバーバリーに感謝いたします。物事に不可能なことはなく、やり方次第で何でもできるのです。今回の取り組みで、私たちの関係性がさらに価値あるものとなりました」

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具体的には、まずイギリス国内では「National Literacy Trust（NLT）」を支援。子どもたちがリテラシー能力を身につけ、目標を達成できるようになるために、小学校内の図書館設立をサポート。イギリス国内におけるリテラシーの格差を埋めるべくバーバリーは、マンチェスター、リバプール、ロンドンにある最もニーズの高い10の小学校内の図書館施設の改善に向けて財政的支援を実施した。これにより3,500人以上の子どもたちの生活にポジティブな影響がもたらされることが期待されている。

またアメリカでは、アート教育が行き届かない地域を支援する慈善団体「Wide Rainbow」との既存のパートナーシップを強化し、ニューヨーク市内に15の図書館を設立するほか、ロサンゼルス、デトロイト、ニューヨークにある3つの大型図書館に対して、それぞれ100冊以上の児童書を寄贈。そのほか香港や日本でも、本の寄贈や本の寄贈を促す活動をサポートするべく寄付を行っている。

これらの取り組みは、バーバリーにおける長い歴史――コミュニティを支援し、想像力や創造性を豊かにする体験との出合いの推進を引き継いでいる。読書を通して子どもたちの世界を広げる創造の場に投資することで、バーバリーは彼らの好奇心を育み、未来を牽引するイノベーターやクリエイターになる夢の後押しを目指すという。

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この取り組みを記念して、バーバリーでは子どもたちを主役にしたキャンペーンビジュアルを作成。自分たちが物語のヒーローになったところを想像してもらい、子どもたちの自由な発想力がほとばしる姿を、ロンドンを拠点とする気鋭のフォトグラファー、キャンベル・アディが撮り下ろした。