春夏のショーとリンクする、自己表現力を追求したキャンペーン。
バーバリーが2022年春夏のキャンペーンを発表した。今回のキャンペーンは、「アニマル・インスティンクト」をテーマにデジタルプレゼンテーション形式で行われた2022年春夏のショーと、スピリットはもちろん、見せ方の面でも強くリンクした仕上がりだ。
© Courtesy of Burberry/Chris Rhodes/Mert & Marcus
2022年春夏シーズンのショーは、“音”が重要な要素となっていた。風や鐘など自然界や暮らしのなかにある音からダンサブルなサウンドまで、スマートフォンで画面をフリックするように音が変わり、それに応じて空間も変わる。「我々が日々指先で体験している、リアリティとファンタジーの間をエンドレスにフリックしているように、ユニークかつ予期せぬ音、テクスチャーと体験を持った、イマーシブな空間を行き来させました」とチーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシは語る。
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大胆かつ自由な、バーバリーの2022春夏コレクション。
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目まぐるしく変化する音と空間のなかで披露されたのは、テーマが表す通り動物的な本能や生命力の源を象徴するかのような、強いエネルギーを秘めたルックの数々。「22年春夏シーズンのショーでは、美しいサウンドスケープとコントラストを成す、剥き出しのエネルギーを表現しました。私はキャンペーンでもこの対比を描きたいと思ったのです。まるでイメージをフリックするように、2組のフォトグラファーによるビジュアルを対比させました」(リカルド・ティッシ)。
© Courtesy of Burberry/Chris Rhodes/Mert & Marcus
キャンペーンのビジュアルは、先シーズンもキャンペーンの撮影を担当したマート&マーカスによるシンプルなスタジオショットと、日常の一瞬を臨場感豊かに切り取るクリス・ローズが撮影したプレゼンテーションのバックステージのスナップショットで構成されている。ショーで表現した“対比”という点でも、バーバリーのハウスコードである二面性を体現するという意味でも、2組のフォトグラファーの起用はユニーク。それぞれの異なる視点を通して、コレクションの魅力を多角的に伝えている。
© Courtesy of Burberry/Chris Rhodes/Mert & Marcus
© Courtesy of Burberry/Chris Rhodes/Mert & Marcus
「世界中がロックダウンなどを乗り越えてきたいま、このキャンペーンを通して、人々に夢見る自由や若さを感じて生きる自由など、何かを感じ取って欲しいと思ったのです。このキャンペーンは美しいダンスのように、力強い生命力に満ちた剥き出しのエネルギーをもっており、それはまるで目覚めのようなエネルギーなのです」(リカルド・ティッシ)
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22年春夏コレクションには、女性らしさ、男性らしさを追求することにより、それを超えたアイデンティティや自己を表現する力を称え、エンパワメントするウエアが揃っている。キャンペーンでも表現の自由や力強いエネルギーを提示することで、コレクションが内包するメッセージを強く伝えているといえるだろう。
入荷したての新作から、注目のウエアとバッグをピックアップ。
ここでは、キャンペーンビジュアルでも着用されたアイテムを中心に、現在店頭に入荷中の新作にフォーカス。ショーでファーストルックに登場したトレンチコートやアイコンバッグの新型など、春夏コレクションを象徴するウエア&バッグ揃いだ。
トレンチコート¥440,000/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
2022年春夏シーズンのショーでファーストルックに登場したコート。ブランドを象徴するトレンチコートをデコンストラクトしてフレッシュに仕上げた一着。かっちりしたトレンチコートの襟をボートネックで柔らかい印象にチェンジ。ハイネックのトップを合わせて、首元で遊んでみるのもおもしろい。
テーラードジャケット¥302,500/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
イタリアで織り上げた上質なウールのテーラードジャケットに、ボリュームのあるケープスリーブを組み合わせて。マニッシュななかにフェミニニティが薫り立つ、今季のテーマを強く感じさせるアイテムだ。インナーは肌を見せてセンシュアルに着こなすのが気分。
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ノースリーブ テーラードジャケット¥215,600/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
先に紹介したジャケットと同様、タキシードなどに使用される最高級のグランドプードルウールで仕立てたノースリーブのテーラードジャケット。前後に深く開いたVネックとインターシャ編みでなめらかな切り替えを実現したジオメトリックパターンが特徴。
フーディー¥99,000/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
スウェットシャツに使用されるカジュアルなループバックコットンで仕立てた、ノースリーブのフーディ。オーバーサイズのシルエットで、キャーンペーンヴィジュアルのようにコートの上にレイヤードしたり、上からコルセットを着用してシルエットを変えるなど、幅広いアレンジが楽しめる。バーバリーグローバル本社の位置情報をプリントしたバックスタイルもポイント。
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スカート¥125,400/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
トレンチコートをデコンストラクトしたアイテムは、コートのみならずボトムスにも波及! こちらはトレンチコートを切り取ったかのようなデザインに仕上げたコットンギャバジン素材のスカート。ミニスカートがトレンド入りした今季、大人がトライするならこんなかっちりしたタイプを選びたい。
「ロンビバッグ」(H20×W31×D14㎝)¥253,000/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
2022年春夏コレクションで初登場した注目の「ロンビバッグ」。コレクションに登場する抽象的な曲線プリントからインスパイアされた楕円形のシルエットと、薄くパッドが入ったストラップ、オーバーサイズにデフォルメした留め具が特徴。シンプルで合わせやすいうえ、しっかりマチがあり機能性も優秀。
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「ロンビバッグ」(H20×W31×D14㎝)¥341,000/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
こちらも新作「ロンビバッグ」のバリエーション。トーマス・バーバリー モノグラムのカットアウトを施してキルティング加工したラムレザーを使用し、存在感のあるデコラティブなデザインに。着こなしのアクセントにしたい一品。メッシュ素材のライニング付き。
「ローラ フーフ」(H17×W26×D8.5㎝)¥264,000/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
人気のアイコンバッグ「ローラバッグ」に、初となるメンズラインが登場! フーフ(蹄)という名前の通り、動物の蹄をモチーフにしたパーツを底にあしらったユニークなデザイン。編み込みのレザーストラップもメンズラインの特徴。パートナーとシェアするのもおすすめ。
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「ローラ ボクシー」(H14.5×W25×D4.5㎝)¥253,000/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
こちらも「ローラバッグ」から新しくスタートしたメンズラインより。かっちりしたボックスシルエットとシンプルなデザインに仕上げた、ユニセックスに活躍してくれるバッグ。エンボス加工で施された「UNIVERSAL PASSPORT CITIZEN」のメッセージがアクセント。
「ローラ バックパック」(H23.5×W16×D9.5㎝)¥202,400/バーバリー(バーバリー・ジャパン)
© Courtesy of Burberry
メンズラインに加えて、今季は「ローラバッグ」ファミリーにバックパック形の新モデルもお目見え。チェックパターンを施したキルティングやチェーンストラップといった「ローラバッグ」ならではのディテールを備えつつ、キュートな小ぶりのバックパックになって登場。開放的な春夏のムードにぴったりの軽やかなバッグだ。
●問い合わせ先 :
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photography: © Courtesy of Burberry, editing: Naoko Monzen