NYでインタビュー!  J.Crewのデザイナー、トム・モーラが語る最新コレクションの魅力。

Culture

2月上旬、2013年のニューヨーク秋冬コレクションが、リンカーンセンターにて行われた。J.Crewは、メンズとレディースのモデルが向かい合わせに並ぶプレゼンテーションの形式で、レディースは32体のコレクションを披露。朝早い時間の開催にも関わらず、会場は世界中のエディター達で大盛況! 鮮やかな色使いと様々なプリントをたくさんあしらった、女性を魅了させるデザインを見せてくれた。デザイナーのトム・モーラ氏に今回のコレクションについて聞いてみた。

(C)KSW/Jcrew

Tom Mora(トム・モーラ)/J.Crew レディース ヘッド デザイナー
ニューヨークのパーソンズでファションデザインを学び、ラルフローレンに入社。2001年にJ.Crewに入社。ウエディングドレスのデザインなどを手がけ、今年で12年目。2011年にレディース
ヘッドデザイナーに就任。今シーズン、J.Crewは4回目となるコレクションを披露。


—今回のショーのテーマについて教えてください。
トム・モーラ(以下T):「去年のショーが終わってすぐに、友達とマラケッシュに行く事にしたんだ。その前にヨーロッパ方面の出張があって、6日間だけ自由な時間があるという事がわかって、これは旅に出る絶好のチャンスだと思ったわけ。マラケッシュで素晴らしい時を過ごして、その後すぐに2013年秋冬のデザインに取りかかったものの、デザインのプロセスで、本を見たりいろいろなアイディアを探したりしたけど、どうしてもマラケッシュが頭から離れなくて…。あそこは本当に美しい所。色や、柄、素材感など素晴らしかった。砂漠にも行ったしラクダに乗って美しい自然を見て、それら全てがインスピレーションとなった。全てのコレクションは、この旅がソースになっているといっても大袈裟じゃないね」

—建築物などから影響を受けましたか。
T:「それよりも”色”かな。砂漠の色や、ラクダ、優しい色合いの空など。強い色合いのタイルや絨毯の色合も印象的だった。そしてそこに住む現地の人達の、着こなしや着ているものからも影響を受けたと思う」

(C)KSW/Jcrew

—なるほど。確かに、本当に素晴らしいスタイリングでした!
T:「僕らにはスタイリングのチームがいて、彼らとコラボレーションしています。クリエーティブデレクターのジェナ・ライノスが最終チェックをし太鼓判を押してくれる。全てみんなの力でなし得たものだよ」

—クラッチバッグが特に素敵でした。
T:「クラッチは今季もはずせないね。持つだけでぐっとエレガントにみえる。珍しい皮を使っているけど小さなサイズなので値段的にも買いやすいんじゃないかな。それから洋服のプロポーションが、細くて長いものになっているので、小さめのバッグの方がシックに見えてバランスもいいんだ」

—今回のコレクションのなかから、日本の女性に似合うと思うもの、着て欲しいルックは?
T:「可愛いドレスは全部似合うさ! そう、可愛いパターンが付いているやつですね。パンツやブラウスも着こなすんじゃないかな。アウターならボアのコート。ちょっと大きいかもしれないけど小さめのサイズもあるので、大丈夫。これと選ぶのは難しいな。どれも日本人女性に似合うと思うよ!」

(C)Courtesy of J.Crew 2013-14秋冬ルックブックより

—Want Essentielsとのコラボについて教えてください。
T:「今回は、 Want Essentielsというデザイナーにコラボを頼んだんだ。彼はメンズのデザイナーだけど、J.Crewのために特別にレディースの鞄を作ってもらったのさ! いろんな持ち方が
出来るバッグは本当におすすめ。次のコラボはまだ計画中だけど、今からわくわくしてるよ」


—今後の展開について教えてください。
T:「僕らは少しダイアルをまわす程度で、大きく変える事はしないのです。J.Crewのいいところは”使える服”。つまり、今年買った服を、来年も再来年も素敵に着こなせるという事さ。僕らは違うスタイルを作る事はしない、でも長期にわたって人々に愛される。そんな服作りをこれからも続けたいんだ」


▼メンズコレクションの動画が到着。こちらもお見逃しなく!

●問い合わせ先:ブランドニュース Tel.03-3797-3673
J.Crewの公式サイト
http://www.jcrew.com

texte:Kyoko Yabuki

この記事の元URL: https://madamefigaro.jp/series/interview/ny-jcrew.html