Parisienne file.vol. 42ヘレナ・パヤレス/アーティスト パリジェンヌ、春のトレンチスタイル。

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は、スペイン出身のアーティストである、エレナ・パヤレスが登場。

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もともとメンズアイテムのファンだというエレナ。
「オーバーサイズで着られる、ゆったりとしたサイジングはもちろんだけれど、トレンドに流されないオーセンティックなデザインや品質が好きなんです。なかでもトレンチは格別。肩に付いたエポレットや前身頃のガンフラップなど機能美を極めた鉄板アイテム。TPOに合わせてコーディネートを楽しんでいます」
普段からヴィンテージショップをこまめにチェックして自分に合ったトレンチを見つけると、つい購入してしまうのだとか。
「今回着回したトレンチは、2年前にロンドンで買ったもの。クラシックなベージュカラーと、膝下のロング丈だからボトムスを選ばずになんでも合うのが気に入って、最近はこればかり愛用しています」

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一枚羽織ればサマになる、トレンチの着こなし。

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クラシックなドット柄のワンピースは2年前、ヴァカンス先のマドリッドで購入。レトロフェミニンなドレスには、シンプルなデザインのブーツででタフな雰囲気をミックスして着こなす。

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コンビネゾンとコーディネート。「グラフィック柄にひと目惚れしました。ゆったりシルエットでもトレンチを合わせるときちんと感が出る。そのコントラストが楽しいスタイルです」。

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CLUB PETANQUE LES COPINES(ペタンククラブの仲間たち)のロゴが可愛いTシャツは親友からのプレゼントで大切にしているもの。リーバイスのデニムでボーイズライクな着こなしに。

Helena Pallarés
1985年生まれ。フランス国境近くのピレネー山脈の麓、スペインのサラゴス出身。バルセロナの芸術大学に入学後、チェコのプラハの美術学校へ留学し、絵画を専攻。24歳でスペインに戻り、プライベートスクールでグラフィックデザインを学んだ。29歳の時にパリに引っ越し。フリーランスのアーティストとして広告や展覧会を中心に活躍中。
Instagram:@helena_pallares
Hiroko Suzuki
パリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

photos:MANA KIKUTA, réalisation : HIROKO SUZUKI

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