「獲れた場所や季節で、一尾一尾味が違うところが魚の魅力」とは、魚介をこよなく愛する亀野篤史オーナーシェフ。その言葉どおり、メニューに並ぶのは「厳選お造り盛り合わせ4種」やブイヤベースなど魚料理がずらり。それも和洋を取り合わせた多彩な内容に自ずと食指が動く。
聞けば、亀野シェフの実家は和食店。中学生の頃から家業を手伝い、パリの名店TOYOでも修業。帰国後は仲卸で7年間働いた経験を持つ。それだけに魚介の目利きは確か。小田原や長崎・五島列島の漁師から直送される鮮魚など、天然ものしか使わぬこだわりぶりだ。それでいて値段はぐっとお手頃。6,600円のコースもあるが、居酒屋感覚でアラカルトを楽しむのも一興だ。
手前は「厳選お造り盛り合わせ4種」¥1,980。上から時計回りに、千葉のブリ、富山のホタルイカ、北海道の甘エビ、銚子のキンメダイと本マグロ。内容は日替わり。奥は「長崎・黒ムツのフライ」ハーフ¥1,100。グラスで供する日本酒(¥770~)も合う。
「魚介の春巻き」¥770。写真はイカ墨のソースで火を通した広田湾のカキ。
テイクアウトメニューも豊富。
カメノテ
東京都中央区湊3-13-1 鈴木ビル1F
tel:03-6280-3582
営)17時30分~23時30分L.O.
休)月
予算:¥8,000~
座席数:カウンター6席、テーブル10席
www.facebook.com/minato.kamenote
東京都中央区湊3-13-1 鈴木ビル1F
tel:03-6280-3582
営)17時30分~23時30分L.O.
休)月
予算:¥8,000~
座席数:カウンター6席、テーブル10席
www.facebook.com/minato.kamenote
*『フィガロジャポン』2020年7月号より抜粋
texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA
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