ジャガーE-PACEで旅する フランス人の憧れの秘境、美しきコルシカ島へ。

Travel 2018.02.28


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地中海に浮かぶ小さな島、コルシカ島(フランス語ではコルス島)をご存知だろうか。イタリア半島の西、サルデーニャ島の北に浮かぶフランス領のこの島は、皇帝ナポレオン1世の故郷としても知られている。全長1000kmにわたる海岸線にはクリアブルーの海と白砂のビーチ、小さな入江が点在し、変化に富んだ風景が訪れる人を楽しませてくれる。沿岸部、および山岳部には、かのジャン・アンリ=ファーブルも魅せられたという手つかずの自然が今もそのまま残されており、「憧れの秘境」としてフランス人の心を惹きつける。パリから飛行機でわずか90分、地中海に浮かぶエキゾティックな島を旅してみよう。

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「古い港」という意味のポルトヴェッキオは東海岸に位置する港町。1539年、ジェノヴァ人により建造された。

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牧羊が盛んな土地柄ゆえ、道中にはこんな光景も。

≫海に立つ山、現地の人も羨む最高のリゾート地へ。

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「海に立つ山」と称される、ヨーロッパ随一のリゾートへ。

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島のほとんどが山岳エリアという島は、作家、モーパッサンに「海に立つ山」、サンテグジュペリには「地中海に横たわるピンクの岩」と呼ばれた。

地中海でもっとも海抜の高い島と言われるコルシカ島。最高峰は標高2,706mのサント山である。急峻な山岳地帯により起伏と変化に富んだ地形は、この島固有の植物や野鳥を育んだ。
島の中央を南北に走るコルシカ山脈により島の景観は大きく2つに分けられる。南〜西は花崗岩と火山の風景。花崗岩の断崖絶壁と奇岩が織りなす絶景で知られ、フランスでは初めてユネスコ世界自然遺産に指定されたスカンドラ自然保護区が。その他、深く入り組んだ入江や岬、バカンス気分を盛り上げてくれる港町が点在する。北から東は起伏に富んだ山々と渓谷、山間に現れる小さな村々が旅情をかきたててくれる。
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険しい山並みと木立に囲まれた穏やかな台地が交互に現れるコルシカ島。山間の村には石造りの素朴な家々が連なる。

いちばんの見所は島の最南端、リアス式海岸の断崖絶壁にそびえ立つ城塞都市、ボニファシオだ。天気に恵まれれば、城塞からは対岸のサルデーニャを一望できる。中世の時代、ジェノヴァ人は入り江の最奥に港を、海に突き出た断崖の上に旧市街を築いた。城壁に囲まれた「上の街」こと旧市街の中には、迷路のような中世の街並みと青の洞窟、14世紀に建造されたサン・ドミニク教会など見どころがたくさん。
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断崖の上に築かれたボニファシオ。

城壁の南側の断崖に造られた「アラゴン王の階段」は、海に吸い込まれてしまいそうになるほど急勾配の階段で、かつてアラゴン王アルフォンソ5世がこの街に攻め入るため、一夜のうちに作らせたという伝説がある。
一方、港の周囲を取り囲む「下の街」にはテラス席を備えたカフェやレストランが軒を連ね、バカンスムード満点。カラフルなパラソルの下で、地元のブドウ品種で造られたコルシカワインを楽しもう。

≫島ならではの美食を味わう。

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牧羊の島ならではの、
素朴な美食が待っている。

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土地の名物をふんだんに使ったアミューズを楽しめる。ピニャータwww.apignata.com

長年にわたるトスカーナ、ピサ、そしてジェノヴァ共和国といったイタリアの有力国の支配下から、フランス領へ。島の暮らしが育んだ独自の文化と風習にイタリア、そしてフランスの影響を取り込んだコルシカの伝統は、驚くほど独創的だ。中世トスカーナ地方の言葉の影響を色濃く受けた、ラテン語ルーツのコルシカ語。テーブルにはコッパ、ロンズ、プリスッツといったコルシカ特産のハムやソーセージ、AOC認証を受けている栗の粉で作ったポレンタ、島のハチミツといったごちそう並ぶ。ヤギや羊の乳清で作ったチーズ、特にAOC(原産地呼称)の認証を受けているブロッチョは、「牧羊の島」を象徴する食材だ。

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農家オーベルジュ、ピニャータの自家製ソーセージ。

コルシカ旅のパートナーには、
快適で頼もしいSUVを。

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島の全域に見どころが点在するコルシカ島では、車での移動が断然、便利。山から海岸線までをつなぐ高低差のあるジェットコースターのような道路、山間に設けられたワインディングロード、風光明媚なランドスケープはドライブを目的とした旅にも最適だ。
今回の旅のパートナーは、昨年夏にお目見えしたジャガーの新型コンパクトSUV、E-PACEだ。ジャガー初のSUVとして注目を集めるF-PACEの姉妹モデルとして登場したこちらは、ジャガーのスポーツカーとしてのDNAを受け継ぐキビキビとした走りと、どんな悪路や山道もものともしない快適な乗り心地、ドライバーを高揚させてくれる美しいデザインが身上。

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運転にフォーカスされたコクピット・デザイン。レザーと、ソリッドなメタリック調のパーツが上質さを醸し出す。

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高い安全性が認められているジャガーSUVの新型「E-PACE」。

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長らくスポーツカーを扱ってきたジャガーのものづくりの歴史が、ドライバーの操作に素早く反応し、的確なコーナリングを叶えてくれるバランスのいいSUVを作り出した。

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例えばこんな悪路でも、E-PACEなら安心。

スポーツカーとしての俊敏なパフォーマンスを楽しみたい男性はもちろん、快適で取り回しやすいコンパクトカーを求める女性の声をも意識したというE-PACE。ファミリーまで幅広い層のユーザーを考慮し、ゆったりとした室内空間やクラス屈指のラゲッジスペースは、子どもを持つ女性のニーズに応える仕上がりに。安定感のある走りは家族を乗せても安心だし、自動緊急ブレーキやリアカメラ、レーンキープアシストなど、運転を苦手とする女性を十二分にサポートする機能も搭載している。
何よりも女性の心を捉えるのは、包み込むような乗り心地の良さとエレガントなエクステリアのデザイン、ディテールにまで行き届いた、英国クラフツマンシップの美意識の数々。実際にステアリングを握れば、運転する楽しさをもたらしてくれる。E-PACEは私たちの感情に働きかける車だということがわかるだろう。

次のバカンスは、E-PACEを駆ってまだ見ぬ景色を探しに行こう。

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ポルトヴェッキオの外れの半島に佇むブティックホテル、オテル・カサ・デル・マール。地中海を見下ろすすばらしいロケーションにあり、ゲストルームの全てサンベッドを備えたウッドデッキをしつらえてあるhttps://www.casadelmar.fr/en/

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木のタイル、石のテラス、寄木細工など、山小屋の赴きが味わえる、肉屋とシェフの兄弟が営む農家オーベルジュ。自家菜園や果樹園からの旬の野菜や果物、自家製ハムやソーセージなど、島の昔ながらの美食を楽しめる。フリーレンジの卵からオリーブオイルまで、全てがホームメイドというとびっきりのスローフードを召し上がれ。http://www.apignata.com

●問い合わせ先 : ジャガーコール
tel : 0120-050-689
https://www.jaguar.co.jp/index.html

texte : RYOKO KURAISHI

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