Paris Aéroport まるでパリ21区、進化するシャルル・ド・ゴール空港を楽しもう。

Travel 2018.12.21

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早く入国審査を終えてしまったら、暇を持て余してしまうかも?――パリのシャルル・ド・ゴール空港ならそんな心配は無用。「パリ21区」のキャッチフレーズの通り、時間が足りなくなるくらい楽しめるスポットに進化している。空港に早く着かなければならない、3つの理由をご紹介!

1. グルメもうならせるレストランがある。

空港のターミナル内には、「ポール」のような有名ブーランジェリーの軽食から、「ラデュレ」「キャビア・ハウス」のレストランまで、現在100以上のグルメスポットが集結している。

中でも注目したいのは、フランスの誇るガストロノミーシェフによるレストランだ。2018年12月現在、ミシュランの星を持つ4人のシェフによるレストランは、空港内に5軒。2020年までに、合計8人のスターシェフの店が出揃う予定だと言うから楽しみだ。

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ティエリー・マルクスのレストラン「テッパン」は全120席。ターミナル1の地下、出国審査前の一般エリアにあり、見送りに来てくれた友達や家族とゆっくり食事できるのがうれしい。

ターミナル1の一般エリアには、ミシュランの2ツ星シェフ、ティエリー・マルクスによる「テッパン」がオープン。鉄板というたったひとつの調理器具を使い、オープンキッチンで焼き上げる。「空港は人々が行き交う場所で、普通のレストランとはリズムが違います。クオリティの高い食材を現場で手早く調理し、値段の幅も持たせて、訪れる人のニーズに合わせて提案しています」とマルクスは語る。パリのマンダリン・オリエンタルの2ツ星ガストロノミックレストランから、「ストリート・マルクス」のファストフードまでを操るティエリー・マルクスならではのメニューは、軽食からガストロノミーの料理まで幅広い。

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テレビ番組「トップ・シェフ」の審査員を務め、長期失業者のための調理学校を主宰するなど、フランスで最も敬愛されるシェフのひとり、ティエリ―・マルクス。「旅人も空港で働く人も、それぞれが楽しめるレストランにしたい」と語る。

クロックムッシュ、シーザースサラダ、味噌風味のサーモンやタタキ風ステーキ、シェフの看板料理となるオマール海老の天ぷらやチーズスフレまで。メイン料理には、リゾットやフライドポテトなど6種の付け合わせ、7種のソースから好みのものを選んで添えられるシステムもうれしい。朝食のヴィエノワズリーもサンドウィッチのパンも、もちろんシェフが指揮するブーランジェリーからやってくる。シンプルな目玉焼きプレートさえ、さっくりしたパンの焼き加減や野菜の味つけの絶妙さに驚かされるはず。時間が気になってもヘルシーでおいしい食事がしたい――そんな気持ちにしっかり応えてくれるレストランだ。

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「Oeufs au plat bacon」(13ユーロ)はカリッと焼き上げたベーコン、絶妙な味付けのホウレンソウ、半熟の目玉焼きが、さっくりしたパンにのっている。シンプルな料理にこそ厨房の実力が見える。

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「Suprême de volaille Culoiselle et son jus/Légumes croquants/Sauce Espelette」(26ユーロ)はあっさりした鶏肉にはエスペレットソースを合わせて。さっと火を通した歯応えのある野菜の付け合わせで、ヘルシーに。

 

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「Calamars acidulés aux herbes fraîches/Risotto d’épautre/Sauce concombre basilic」(21ユーロ)。タリアテッレ状に仕立てたイカとベビーホウレンソウ、驚きの組み合わせにはお好みのソースを合わせて。スペルト小麦のリゾットが優しい味。

Teppan Daily Marx Cuisine/ テッパン・デイリー・マルクス・キュイジーヌ

Terminal 1 Zone publique niveau2
tel:01-48-62-90-86
営)6時〜22時 
無休
https://teppandailymarxcuisine.fr

 

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ターミナル2Eの一般エリアに誕生したばかりの「カフェ・エッフェル」は、「メゾン・ロスタン」の味。

一方、ターミナル2Eの出国審査前の一般エリアにも、スターシェフが手がけるレストランが誕生した。パリ17区の2ツ星レストラン、「メゾン・ロスタン」の創業シェフ、ミッシェル・ロスタンと現シェフのニコラ・ボーマンが揃って手がける「カフェ・エッフェル」だ。ターミナル1の免税エリアでも人気の店では、オニオングラタンスープ、ブランダードやタルト・タタンなどフレンチの王道を味わいたい。

Café Eiffel / カフェ・エッフェル

Terminal 2 E Zone Publique Niveau 2
tel:01-48-16-04-67
営)5時30分〜22時30分
無休

 

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ターミナル2Eの免税エリア、ホールLにあるのは、広い窓から滑走路が望める、ギ・マルタンの「アイ・ラブ・パリス」。

本格的なフレンチ・ガストロノミーが味わえるのも、グルメ都市パリならではの贅沢。パリの「ル・グラン・ヴェフール」でミシュランの2ツ星を獲得しているギ・マルタンのレストラン「アイ・ラブ・パリス」は、ターミナル2E内、出国手続きを済ませ、ホールLに入ったところにある。内装を手がけたのはインディア・マダヴィ。広い窓から滑走路を望むレストランは、空港内とは思えない優雅な時間が流れる場所だ。洗練された味わいのランチやディナーのほか朝食や軽食メニューもあるから、気軽に訪れたい。ターミナル2E、ホールK・L・Mから出発する搭乗券を持っていればアクセスできる。

I Love Paris by Guy Martin / アイ・ラブ・パリス・バイ・ギ・マルタン

Terminal 2 E Hall L niveau1
tel:01-74-25-03-04 
営)5時30分〜23時30分
無休
www.facebook.com/ILoveParisbyGuyMartin/

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2. パリの街中にいるように旬のショッピングが楽しめる。

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サントノレ通りやモンテーニュ通りも顔負け。リュクスなブランドがずらりと並ぶターミナル2E、ホールKの免税エリア。

シャルル・ド・ゴール空港の免税エリアには、ラグジュアリーなファッションブランドはもちろん、ジュエリーや時計、ビューティから食材まで、1000以上のブランドが揃っている。特にターミナル2EのホールKとMは最強のラインナップ。カルティエ、ディオール、グッチ、エルメスなど、それぞれ20近い最高峰のブランドのショップが軒を連ねる。

ホールKには今年9月末にルイ・ヴィトンがオープンしたばかり。気になるブランドリストはこちらでチェックを。ターミナル2EのホールK、L、Mから出発する搭乗券を持っていれば、ホールの間は行き来が可能。出発ホール以外の場所でショッピングした場合には、店舗で袋を封印してもらうのを忘れずに。ホールを変えるごとに手荷物検査を受ける必要があるので、時間に余裕をみてショッピングを楽しみたい。

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ターミナル2E、ホールMのショップ「バイ・パリ・デューティ・フリー」。ワインやシャンパーニュ、オリーブオイル。選りすぐりの食材も空港で手に入る。

鮮度や重さが気になる食材は、空港で購入するのが賢い方法。規模こそまちまちだが、各ホールに店舗を構える「バイ・パリ・デューティ・フリー」では、ワインはもちろんのこと、フランス各地のチーズ、トリュフやオリーブオイル、小さな業者の手仕事によるジャムなど、お土産に持ち帰りたい品が揃っている。ホールKにはシャンパーニュのセレクトが自慢の「レ・カーヴ・パルティキュリエール」もオープンしたばかり。こちらもお見逃しなく。

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ホールKに誕生したビューティの新コンセプトショップは今後、他のホールにも登場予定。

愛用の品や指定の商品を免税で手早く、というイメージだった空港内のビューティショップ。そんな常識を打ち破る新コンセプトの「バイ・パリ・デューティ・フリー」がホールKに誕生した。ニッチなブランドや限定品など、ビューティ界のトレンドに密着した品揃えがポイントだ。

入り口には、香水の国フランスらしいニッチブランドの香りをセレクト。“ファイン&レア”を掲げたエリアでは、プレステージの高い限定品を。スキンケアではデルモコスメや新ブランドを積極的に紹介し、商品選びに適切なアドバイスをくれるスタッフが常駐する。

紳士のためにはバーバーと靴磨き、女性向けにはメークアップサービスがそれぞれ無料。ラグジュアリーブランドがそれぞれに工夫を凝らしたコーナーの内装も華やかだ。ゆっくり時間をかけて商品選びができるショップはまさにビューティの殿堂といえる。空港店だけの限定コラボ商品も仕掛けているから目が離せない。

Buy Paris Duty Free/バイ・パリ・デューティ・フリー

Terminal 2E Hall K
tel:01-48-62・-90・77
営)5時30分〜23時30分

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3. アートをゆっくり鑑賞したり休憩もできる、くつろぎの場。

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ターミナル2E、ホールMにあるミュージアムは入場無料。

ターミナル2EのホールM、ハイブランドのブティックに並んで、「エスパス・ミュゼ」があることは意外と知られていない。250平方メートルの展示空間では、パリを代表する美術館のパートナーシップを得て、年にふたつの展覧会が開催されている。

2019年3月8日までは、彫刻家アリスティド・マイヨールのミューズでフランスアートのコレクターとして知られた女性をテーマにした『Dina Vierny: Un Éclectisme Électrique de Maillol à Marcel Duchamp(ディナ・ヴィエルニー、電気的な折衷主義)』と題した展覧会。パリのギャラリーで20世紀の数々のアーティストを紹介してきた彼女の人生に触れながら、マティス、ロダン、カンディンスキーの作品を展示している。小さな展示空間だけに、巨匠たちのアートを間近にゆっくり鑑賞できるのがうれしい。

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展示室は手頃な大きさ。ゆっくりとアートを鑑賞できる。

Espace Musées/エスパス・ミュゼ

Terminal 2 E Hall M
開)6時〜15時
入場無料
www.parisaeroport.fr/passagers/services/art-et-culture/espace-musees

 

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誰でも利用できる静かなラウンジはオアシスのよう。ターミナル2EのホールLに。

搭乗までの時間は、空港の雑踏を離れて仕事や睡眠、読書や映画鑑賞に充てたい。そんな人はターミナル2EのホールLへ。シャトルを降り、免税店とは別方向、「Lounge/Instant Paris」の矢印に従って上の階へ向かうと、そこは一転して静かなフロア。まるでホテルのようなカウンターが、「アンスタン・パリ」の入り口だ。

ここは誰でも無料で、24時間いつでも利用できるラウンジ。4500平方メートルの広々とした空間、図書室では雑誌やビジュアル本を閲覧したり、タブレットで雑誌を読んだり。VRゴーグルを借りて映像に没入することもできるし、子どもたちには巨大カプラのある遊び場もある。もちろん軽食やカフェも購入可能。ふかふかのソファや寝椅子、肘掛け椅子が至るところにあって、疲れた身体を癒すのに最適だ。出発前はもちろん、長すぎるトランジットタイムにも利用したい場所だ。

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「アンスタン・パリ」の図書室で読書はいかが? とはいえ、ふかふかソファで眠ってしまう人も多い。

Instant Paris/アンスタン・パリ

Terminal 2E Hall L
www.parisaeroport.fr/passagers/services/services-en-correspondance/instant-paris

 

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ターミナル直結のホテルは、家族でも宿泊可能。「アンスタン・パリ」の奥にレセプションが。

「アンスタン・パリ」のさらに奥には、ホテル「ヨーテル・エア」がある。長いトランジットタイムにシャワーを浴びたい、早朝フライトに向けて前夜から宿泊したい。そんな声に応えてくれるターミナル直結のホテルだ。出国手続き後のエリアに位置し、45分間のシャワータイム利用、4時間ステイからの料金設定と、旅人のニーズに合わせたサービスが提案されている。2人部屋からファミリータイプまでの80室は、海外での滞在時間をフルに活かすための強い味方だ。

YotelAir/ヨーテル・エア

Terminal 2 E Hall L
tel:01・70・61・77・05
シャワー(45分)20ユーロより、プレミアムキャビン(2名)75ユーロより
www.yotel.com/en/hotels/yotelair-paris-charles-de-gaulle
シャルル・ド・ゴール空港
Paris-Charles de Gaulle Airport
www.parisaeroport.fr

photos:OLIVIER BARDINA, réalisation:MASAE TAKATA (Paris Office)

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