ワインをめぐる、南アフリカの旅。 #02

南アの国際都市、ケープタウンの最旬エリアへ!

特集

南アフリカのワイナリーの魅力を取材したワイン・トラベルジャーナリストの浮田泰幸が、南アの活気あふれる港町、ケープタウンの魅力をご紹介。

海辺のショッピングストリート、シー・ポイント散策。

ケープタウンではアフリカ、ヨーロッパ、アジアの粋が混交した独自のカルチャーが花開いている。中でも注目のエリアとスポットを紹介しよう。

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シー・ポイントのリージェント・ロード沿いには、多彩なショップが軒を連ねている。 photo : YASUYUKI UKITA

テーブル・マウンテンとライオンズ・ヘッドに背後から抱かれるようにして海に向かって広がるケープタウン。その西側の海岸沿いにシー・ポイント地区がある。山側には、白亜の豪邸が建ち並ぶ。

シー・ポイントは、海沿いのリージェント・ロードにブティックやセレクトショップ、コーヒーショップなどが集まるエリア。ペットを連れた地元っ子がウィンドウショッピングをしたり、バイクでのんびり走ったりする姿が見られる。エリアによっては治安がよくないこともあるケープタウンだが、気を付けて散策すれば、この街ならではのカルチャーミックスを体感できるショップやスポットに出合える。

長さ1kmほどの通りを散策したら、ビーチサイドに出てひと休みしよう。目の前に広がる大西洋の遥か向こうは南米大陸だ。

シー・ポイントの、おすすめショップ3軒。

地元で作られた、うつわとキッチン雑貨。
ブリンク Blink

「私自身が地元で作られるものに惹かれるのです」と言うオーナー、ジャニス・ウィレンスキーさんが集めた陶器は、色合いや形から大らかさが感じられるものばかり。著名な料理人たちにも愛される南アフリカのうつわ“ウォンキウェア(wonki ware)”をはじめ、和食やエスニックなどさまざまな料理に合いそうなキッチンアイテムが揃っている。

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陶器のほかにもバスケットなどのキッチン雑貨やアクセサリー、テキスタイルを扱う。 photo : TAISUKE YOSHIDA

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オーナーのジャニス・ウィレンスキーさん。彼女の審美眼にかなった多彩なアイテムが所狭しと並ぶ。 photo : TAISUKE YOSHIDA

Blink
71 Regent Road, Sea Point, Cape Town
Tel .+27 21 436 0541
営)9:00〜17:00(月〜金) 9:00〜14:00(土)
休)日
https://www.theblinkshop.co.za

ロンドンで活躍したシェフのコンテンポラリーキュイジーヌ。
ラ・ムエット La Mouette Restaurant

ロンドンのケンジントン・プレイスなどで腕を振るったヘンリー・ヴィガー氏が南アに見つけた自分の城は、ケープタウンの旧市長邸の瀟洒な建物。地元産食材にこだわった料理は創造性に富み、ハーブやエディブルフラワーを使った目にも鮮やかなものが多い。南アワインのセレクションも充実しており、コースメニュー(450ランド)にワインペアリングを付けるのもおすすめだ(795ランド)。

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チューダー調の屋敷をリノベーション。夏には庭でも食事をすることができる。 photo : TAISUKE YOSHIDA

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メニューの一例。季節感を大切にした色鮮やかな料理が食欲をそそる。ベジタリアンコースなども用意している。

La Mouette Restaurant
78 Regent Road, Sea Point 8005 Cape Town
Tel. +27 21 433 0856
営)18:00〜22:30(月〜土) 12:00〜15:00、18:00〜23:00(日)
不定休
http://www.lamouette-restaurant.co.za



*1ランド=約7.9円(2018年12月現在)

地元女性たちのライフスタイルを感じる店。
マッシュ・ブティック Mash Boutique

服やファッション小物、ジュエリー、インテリアなどを扱うライフスタイルショップ。アイテムに共通する自然でニュートラルなスタイルは、シー・ポイント周辺に暮らす女性たちのイメージそのもの。ケープタウンの太陽と海風を感じさせてくれるアイテムを、旅のお土産に入手したい。

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海辺の街らしく、水着や帽子、トート、スキンケア商品など、ビーチを意識したアイテムも多い。 photo : TAISUKE YOSHIDA

Mash Boutique
85 Regent Road, Sea Point, Cape Town
Tel +27 87 701 0097
営)9:00〜18:00(月〜金) 9:00〜15:00(土) 9:00〜14:00(日)
休)不定休
https://www.mashbtq.co.za

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ウォーターフロントでは、デッキ席でシーフードを。

ケープタウンのダウンタウンのすぐ北側に位置するのは、大型ショッピングモールやレストラン街のあるウォーターフロント。このエリアも比較的治安がよく、シー・ポイントからはウーバーで移動するのが便利だ。おすすめはツァイツ・アフリカ現代美術館。穀物倉庫のサイロ群をリノベーションした建物自体、芸術的価値が高く、 一見の価値がある。ネルソン・マンデラ・ゲートウェイを通って埋立地に渡ると、ハーバーに面してレストランが立ち並ぶ。2階のデッキ席に陣取って、ワインやビールを飲みながら、シーフードのフリットを食べるのが“気分”だろう。アフリカ工芸やルイボスティーなどの土産物もこのエリアで手に入る。ビルトンと呼ばれる絶品ビーフジャーキーは地下のスーパーマーケットで。

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ウェール・ストリートで出会った、お祭り帰りの子どもたち。 photo : TAISUKE YOSHIDA

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ウォーターフロントのサーフショップでは、スタンドアップパドルのボードやパドルレンタルを行っている。 photo : YASUYUKI UKITA

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ツァイツ・アフリカ現代美術館のミュージアムショップの窓に描かれたネルソン・マンデラ、エリザベス女王、バラク・オバマの肖像画。 photo : YASUYUKI UKITA

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アフリカ音楽の生演奏。ヴィクトリア・ワーフ・ショッピングセンターで。 photo : YASUYUKI UKITA

誰もがすすめるジン・バーの人気の秘密は?
ジン・バー 
The Gin Bar


ケープタウンで地元の人に「どこかよい店はない?」と聞くと、ほぼ100%の確率で紹介されるのがこの店。住所を辿ってみると、そこはチョコレートショップだった。ジン・バーがあるのはこの店の中を通り抜けた裏手。この人を食ったようなアプローチが人気の秘密であるらしい。バーマンが立つバロック風の小さなカウンターと静かな中庭のテーブル席から成る人気スポットで、クラフトジンのカクテルを飲みながら、ケープタウンのナイトライフを満喫したい。


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チョコレートショップの奥に中庭が開ける。この店へのアクセスも、シー・ポイントからはウーバーを利用するのがおすすめ。 photo : TAISUKE YOSHIDA


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ジンを選んで、カクテルはお任せにしてもよい。 photo : TAISUKE YOSHIDA


The Gin Bar
64A Wale Street, Cape Town
tel +27 71 241 2277
営)17:00〜24:00
休)12/24〜26、12/30〜1/1
http://www.theginbar.co.za

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ケープタウンの郊外で、ワインツーリズムを楽しむ。

ケープタウンから車で1〜2時間の場所に、素晴らしい風景を伴ったワイナリーがたくさんある。大半のワイナリーでは無料のテイスティングが可能で、醸造施設やブドウ畑を案内してくれるところも。ホテルのコンシェルジュにおすすめのワイナリーを訊ねてみよう。

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ヘメル・アン・アードのワイナリー、クリエーションのガーデン。 photo : YASUYUKI UKITA

豊富な品揃えが自慢、“クジラの町”のワインショプ。
ワイン・ヴィレッジ Wine Village

ケープタウンから車で約1時間30分ほどの場所にある、ワインとホエール・ウォッチングで有名な町ヘルマヌスのワインショップ。幅広く南アのワインが揃う。棚は産地別、品種別に整理されていて、探しているワインが見つけやすい。ワインやジン、ブランデーのテイスティングも毎日行っている。気さくなスタッフに声をかけてみよう。

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好みのタイプをスタッフに告げて選んでもらおう。 photo : YASUYUKI UKITA

Wine Village
Hemel-en-Aarde Road, Hemel-en-Aarde Village, Hermanus 7200
Tel . +27 28 316 3988
営)9:00〜18:00(月〜金) 9:00〜17:00(土) 10:00〜15:00(日)
休)12/25
https://www.winevillage.co.za

絶景テラスで、生涯忘れないランチを。
ニュートン・ジョンソン Newton Johnson

アッパー・ヘメル・アン・アード地区の高台に立つワイナリー、ニュートン・ジョンソンはレストランを併設。ブドウ畑と山々、そして大西洋まで望む、夢のようなパノラミックビューを眺めながらランチを楽しむことができる。シェフのリッキー・ブロークホーヘンの料理は自社農園で採れたものを中心とした素朴な料理で、自然な造りのワインとよく引き立て合う。

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この風景をワインの記憶とともに持ち帰りたい。 photo : YASUYUKI UKITA

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“世界一美しい”と称賛される南アのブドウ畑に乾杯! photo : YASUYUKI UKITA

Newton Johnson
R320 Hemel-en-Aarde Road, Upper Hemel-en-Aarde Valley, Hermanus, 7201
Tel: +27.283123862
営)レストラン:12:00〜15:00
※毎月最終金曜日には、バーガー&ビールナイトを開催(150ランド)。要予約。
不定休
http://www.newtonjohnson.com

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 photo : YASUYUKI UKITA

取材協力:Wines of South Africa

【関連記事】
#01南アフリカの"世界一美しいブドウ畑"を訪ねて。

réalisation : YASUYUKI UKITA

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